Questant(クエスタント)とは、オンラインアンケートや市場調査を手軽に実施できるリサーチプラットフォームであり、ユーザーフレンドリーなUI/UXや、70種類以上の豊富なアンケートテンプレートを備えている点、また簡単にクロス集計やデータ加工・グラフ出力などができるソフト(QuickCross)が利用できる点が特長です。マクロミルが提供するサービスの一つで初心者から専門リサーチャーまで幅広い層が、Web上でのアンケート設計・配信・集計をスムーズに行えます。
「スピーディーにオンライン調査を実施したい」
「社内アンケートや顧客満足度調査を効率化したい」
といったニーズに応える形で、多くの企業や個人がQuestant(クエスタント)を用いてマーケティングリサーチのPDCAサイクルを加速させており、インターネットリサーチ市場の拡大にも貢献しています。

Questantのようなアンケートツールが求められる背景
伝統的な電話調査や訪問面接調査だけでは、コストや時間の制約、テクノロジーとの親和性の低さが課題となるケースが増えています。
そこで、ウェブ上で自由にアンケートを作成・配信でき、クロス集計などの分析ができるツールが注目されるようになりました。Questant(クエスタント)は、専門知識がなくてもデザイン性のあるアンケート画面を素早く作成し、リアルタイム集計で結果を把握しながら、マーケティング施策に生かせる手軽さが支持されています。
Questant(クエスタント)の特徴

Questantを活用するためのステップ
パネル調査(Questantが集める)場合
まず、調査目的(製品評価、広告効果測定など)を明確にし、無料でアカウントを開設します。次に、質問項目と回答形式を設計し、アンケートを作成します。アンケートの作成が完了した後、審査の申し込みを行います。
審査が完了しましたら、お支払い方法を確定していただき、支払いを済ませます。その後、Questant側で準備が整い次第、アンケートの配信が開始されます。配信が始まると、アンケート結果画面で回収状況をリアルタイムで確認することが可能です。
なお、パネル調査(Questantが対象者を集める場合)については、無料プランのままでもオリジナル集計ソフト「QuickCross」をご利用いただけます。
自分で集める場合
まず調査目的(顧客満足度、イベント参加者アンケートなど)を明確化し、アカウントを開設します。その際に、利用状況(回収数等)に応じて、無料プラン/通常プラン/ビジネスプラン/プレミアムプランをご選択ください。
次に、質問項目と回答形式を設計し、アンケートを完成させてください。作成完了後のアンケートの告知(配信)方法は、メールはもちろん、QRコードに変換したり、SNS(FacebookやTwitter)と連携できる他、Webページにリンクを埋め込むタグを発行することも可能です。また、回収状況はアンケート結果画面でリアルタイムに確認できます。
※料金プランについて詳しくはこちら>
※有料機能1週間お試しもございます。
Questant(クエスタント)のメリット
メリットとしては、シンプルな操作性で初心者でもオンラインアンケートを立ち上げやすい点や、誰でも短期間で定量データを取得できる点が挙げられます。
また、Questantを運営する株式会社マクロミルは「セルフ型リサーチASP サービスの提供(Questantを含む)」など全事業領域で、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の第三者認証基準である国際規格「ISO/IEC 27001:2022」の認証を取得しています。マクロミルならではのノウハウをもれなくシステムに搭載し、安心のセキュリティを提供します。
まとめ
Questant(クエスタント)とは、オンラインアンケート作成から回答収集、データ分析までをワンストップで提供するネットリサーチプラットフォームです。
簡易的なUIと豊富な調査機能を兼ね備えており、マーケティングリサーチやブランド施策の効率化に大きく貢献します。
一方、上手にサンプリングやリクルート手法を検討することが成功の鍵となります。SNS広告やメール配信などのデジタル施策と連携してリアルタイムに消費者の声を掴み、クロス集計やアフターコーディングで深いインサイトを得るネットリサーチの基盤として、Questantは現代マーケティングの重要な手段となるでしょう。
Questant(クエスタント)はマクロミルが提供するセルフ型アンケートツールです。
サービス詳細はこちら>
著者の紹介

株式会社マクロミル 事業統括本部 リサーチプロダクト部セルフリサーチユニット長
徳田 瑞樹
2008年ブランドデータバンク株式会社入社、その後2010年にマクロミルに統合。BDBの営業、運用、サービス企画、オープン調査領域の営業、サービス企画を経て、現在のリサーチプロダクト部セルフリサーチユニットへ異動。マクロミルにおいて、セルフセグメント事業(Questant、ミルトーク、Interview Zeroなど)を担当する。