視線データ定量分析
消費者の商品選択行動に大きく影響を与える店頭での視認性を、視線データを用いて正しく把握することで新商品評価や店頭販促物評価に活かせます。
アンケートやインタビューで正確に把握することは難しく、実際の検証でも視線計測とアンケート聴取の結果に大きな乖離が発生していることが確認されている「商品陳列棚において何を見ていたか」について、視線データの定量分析を通して明らかにします。
特長
買い物行動中の視線データを定量的に分析
NECの遠隔視線推定技術※を活用して、商品陳列棚を見ている時の視線を捉え分析します。従来のアイトラッキング技術と異なり、定量分析に特化しています。
※NECの遠隔視線推定技術とは、専用デバイスを必要とせず、通常のカメラ映像から視線方向の推定を実現した技術です。
https://jpn.nec.com/video-analytics/gaze/index.html
視線データを活用して無意識の買い物行動を見える化
視線は脳波や瞳孔などと違い、自身で動きの理由や心理を説明できる生体反応です。短期記憶とされる買い物行動は、記憶の忘却・混同・すり替えなどが発生し正確な情報を捉えることができません。しかし、自身の視線の動きを客観的に見る機会を与えられると、多くの人はその時に考えていた些細な記憶を鮮明に思い出すことができます。
特に食品・飲料・日用品といったカテゴリーでの消費者の買い物行動は短期記憶とされており、視線データを活用することで、商品陳列棚における商品の見られ方、選ばれ方をより深く・正確に把握できます。
視線データ取得が可能な環境
自社で会場を所有しており、設備も充実しています。
・会場調査(CLT)
・模擬店舗
※実店舗での取得はできません
活用事例
食品・日用品メーカー様の新商品やPOPの陳列棚評価
視線データの分析により商品陳列棚における消費者の商品の選択行動を定量的に解明するほか、視線動画を元にしたインタビューの併用で、買い物行動時の意識を詳細に把握します。
調査目的
新発売予定の商品における陳列棚の受容性を確認したい
複数ある商品パッケージ案の絞り込みを行いたい
パッケージの改善に活用したい
実施概要
参加者に新商品を含めた商品陳列棚を見ながら疑似的な買い物をしていただく。参加者の買い物行動中の視線データを取得するとともにアンケートやインタビューを実施し、視線と意識の両面から買い物行動を分析する。
実施サンプル数
180ss(パッケージ1案につき60ss×3案)
アウトプット
視線データの定量分析により商品陳列棚で起きていることや、新商品がどのように見られているかを解明
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