ブランド認知調査をきっかけにMacromill Ads TargetingでYouTube動画広告を配信。ターゲットのブランド認知拡大とデータに基づくPDCAを実現
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- オンラインリサーチ マーケティングプロモーション
- 業界・業種
- 情報・通信
2023/7/25(火)
アルテリア・ネットワークス株式会社様
最先端の通信サービスを提供する通信事業者。全国主要都市部に敷設した独自の光ファイバー網を活用し、法人のお客様向けに、お客様のニーズに合わせてオーダーメイドのネットワーク環境を構築するネットワークサービスと、専有型による安定的な高速通信を提供するインターネットサービスを提供しています。
- 抱えていた課題
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- 通信インフラ導入決裁者や関与者に自社ブランドの認知度を高めたい
- 目的
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- 自社ブランドの認知度向上に適切なクリエイティブ、ターゲティングを検証したい
- 成果
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- 試算を上回る多くの視聴数を得ることができ、効率的な運用成果を達成。広告接触者の事業詳細認知が4ポイント拡大
アルテリア・ネットワークス株式会社 経営企画部 広報課 課長 山本りか様 木村優紀子様
ブランディング動画のターゲティングに課題感
―動画広告配信の前に抱えられていた課題について教えてください
私たちはアルテリアグループの認知度拡大と信用力向上をミッションとしており、効果測定のためのブランド認知度調査を毎年マクロミルさんへお願いしています。
BtoB市場の認知度拡大を注力しているのですが、この認知度調査の結果、ターゲットとして定めた企業の通信インフラ導入決裁者や関与者の方々の多くがYouTube広告を見ていることが分かり、YouTubeへの動画広告配信を決めました。
数社の広告代理店に相談したのですが、ターゲットへのアプローチ手段や広告出稿キーワードが異なり、どのような配信設計であればターゲットとする企業の通信インフラ導入決裁者や関与者へ確実に動画広告が届くのかが明確ではないため、決め手に欠けていました。
―広告配信に調査データを活用するというご案内が突破口になったと聞いています
広告出稿を検討しているタイミングでマクロミルさんから「認知度調査で聴取している通信インフラ決裁者や関与者の回答結果を拡張配信(※1)のシードデータ(※2)にして広告配信ができます!」というご案内をいただきました。
調査データが広告配信へ使えることに驚きましたし、マクロミルさんならではのサービスですよね。これならブランド認知度調査との相乗効果も期待できますし、すぐにご相談しました。
ブランディング指標の各スコアが拡大
―マクロミルに広告配信を依頼して、どのような成果が得られたでしょうか?
YouTubeへの動画広告配信を行うにあたり、アルテリアグループブランドを表現した3パターンのブランディング動画を作成しました。
まず、初月に3パターンのブランディング動画を配信して、CPM(※3)、CPV(※4)という適切なパフォーマンス指標を持って3つの動画を比較し、より視聴パフォーマンスの高い動画広告に絞り込むことができました。
また、パフォーマンス指標だけでなく、施策目的であるブランディング効果を可視化するために、広告接触者へのブランド認知度調査を行いました。その調査を通じて、広告接触者は事業詳細認知が4ポイント拡大し、さらに広告記憶者は企業名認知、事業認知、事業詳細認知等の各スコアが10ポイント以上拡大していることがわかり、効果を実感しました。
結果を具体的に数値化いただきその情報を元に次の施策を検討しやすくなったのはマクロミルさんのおかげです。お客様に効率的に動画を見ていただいていることが調査結果によって明らかになったので、今後、継続したブランディング施策の展開を進めていきたいと思います。
調査にも広告にも精通したプロのレポートで数字に基づくマーケティング活動が加速
―広告配信とレポートご納品後、考え方に変化はありましたか?
ブランド認知度調査を依頼した当初は予算を多くはかけられない状況で、なるべく自社で調査設計を組み立て、社内でレポートも作成していました。しかし、調査の分析には時間もかかりますし、自己流のトライアンドエラーでは分析軸の絞り込みに難しさを感じることもありました。
今回は設定やセッティングからご協力いただいたので、レポートでいただいた考察は的確で説得力が違いました。成果に加えて次にどうしたらいいのかも示していただけたので、アクションを考えやすかったです。
細かい指標や単語についても分かりやすく説明いただけたので腹落ち感があり、広告配信の全体像に対しての知見と理解を深めることもできました。
ブランド認知調査データで成果の可視化を実現
―マクロミルの介在価値について教えてください
施策を実施した結果の指標としてブランド認知度調査の介在価値は大きいです。仮説がやはり重要で、仮説を出すために調査をお願いしているという現状ですね。調査を活用した、成果が目に見える施策を実施していく一歩を踏み出すことができました。
今回の場合、YouTubeを見ている人が多かったという調査結果から分かった事実がプロジェクトの起点になっています。複数の媒体やSNSがある中でターゲットの多くの方がYouTubeを見ていることは意外でしたので、調査が無ければYouTube向けの動画広告配信という施策には踏み切らなかったと思います。
また、前述の通り、ターゲティング技術はもちろんのこと、広告配信後のレポートも優れています。私たちが狙ったターゲットに対しての結果を良い点も悪い点も含めて伝えていただいたことで、信用できるパートナーだと感じました。
左から弊社 岡、アルテリア・ネットワークス株式会社 山本様、木村様
―ありがとうございます。最後に今後の展望について教えてください
効果測定調査を通じて、フリークエンシー(※5)やクリエイティブメッセージ等における具体的な改善案を提示いただいたので、ネクストアクションとして改善案をベースに検証していきたいと考えています。また、今回いただいた提案をもとに短尺動画広告やディスプレイ広告等を活用した重層的な認知施策も検討したいです。
限られた予算の中で結果を出すために、どこから広げていくか戦略的に考える必要があります。次々と新しい施策を実施するより、施策を通じて得られた示唆や仮説をもとに検証を続けていくことが大事だと思っています。
今後ともブランド認知拡大のために、リサーチだけでなく広告配信等でも引き続きお力添えをよろしくお願いします。
(※1)特定の条件に当てはまるターゲットと似ている人を探し出し、広告の受け手となるターゲット数を増やすこと
(※2)配信先ターゲット条件の元となるデータ。この条件に類似したターゲットへ広告が配信される
(※3)広告表示1,000回あたりの費用
(※4)広告視聴1回あたりの費用
(※5)ユーザーが広告に接触した回数
こちらの事例でご紹介したサービス
お客様独自の高精度セグメントへのターゲティング広告
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