
最近ではメンズ向けも含め、脱毛エステの広告を見かける機会が増え、ヒゲやムダ毛のお手入れ方法は日々進化しています。とはいえ、自宅で気軽にできるケアの代表格といえば、やはり「シェービング」ではないでしょうか。
美意識が高まっていると言われる今、「シェービング」は実際にどのように行われているのでしょうか。
2025年度に、二松学舎大学と株式会社マクロミルで実施した産学連携調査により、Z世代を中心としたシェービングや、シェービング剤の使用に関する実態や意識を深掘りしました。
その結果、シェービングのリアルな実施状況が確認でき、シェービング剤非使用者のインサイト、シェービング剤利用促進のための具体的な方向性などが浮かび上がりました。
若年層のグルーミング(身だしなみケア)市場の裾野を広げるヒントを、データ分析を通じて明らかにします。
※本調査における「シェービング」は、ヒゲや体毛などを剃ること全般を指すものとします
■Z世代のシェービング剤使用率は男性45%、女性14%。購入時に重視されるポイントとは
部位を問わず何らかのシェービングを行っている人を分母にすると、Z世代では男性では45%、女性では14%がシェービング剤を使用している結果となりました。Y、Z世代ともに女性は「石けん、ボディーソープ」使用者が約半数、「何も塗らない」も男性で30%強、女性では25%近くとなっています。

■シェービング剤は“ヒゲ用”だけ? 使用者・非使用者で異なる機能理解とイメージ
シェービング剤使用者と非使用者では、肌への影響に対する認識に大きな差が見られます。シェービング剤使用者のほうが全般に具体的なイメージ(「肌の健康を保てる」「シェービング後も爽快」など)を持っています。対して非使用者は「女性もよく使う」「ヒゲ以外のボディ用にも使う」といったイメージが低く、シェービング剤を限定的に捉えがちな傾向があります。

■シェービング習慣は10代から形成。Z世代がシェービング剤を使い始めるきっかけ
シェービングそのもののきっかけは、自身の体毛への意識や家族からのアドバイスが中心です。シェービング剤の使用開始には、家族の影響、シェービングツールの説明、肌トラブル、店頭・メディア・SNSでの接触など、複数の要因が挙がっています。

■非使用者にもニーズあり? シェービング剤を使わない理由
シェービング剤非使用者では、シェービング剤以外の他製品での代用や、電気シェーバーの使用などにより、シェービング剤を使う意義が自分事化されていない傾向があります。
シェービング頻度が低い人などでも、シェービング剤を使用することによる効果や意義があることの訴求が必要と考えられます。

■Z世代への情報発信はSNS・動画が鍵。男女で異なる美容・グルーミング情報源
Z世代男性はYouTubeやX、テレビなど、Z世代女性はInstagramやYouTube、X、美容情報サイトなどを美容・グルーミングの情報源としています。シェービング剤使用者は、非使用者より総じて情報収集が活発で、特にメーカーサイトやTikTok、ECサイトなどで大きな差があります。

本ページで公開した内容に加え、以下の詳細データを閲覧いただけます。ぜひダウンロードして詳しくご覧ください(全79ページ)。
- シェービング開始時期、開始理由、開始時に抱いていたイメージの世代・男女別データ
- シェービング方法の得点別に見た、シェービング頻度・美容意識・情報接触の詳細分析
- シェービング剤非使用者が関心を持つコンセプト
- シェービング剤パッケージに求められるポイント
- シェービング剤非使用者が興味を持つ美容やグルーミングのSNS・動画広告 など
調査概要
- 調査対象者
- マクロミルモニタ
18~45歳の男女で、身体のいずれかの部位において自分でシェービングを実施している人。
※ただし、次の業種に従事していると回答した人を除いた;
化粧品・美容品の製造・流通、理美容業、調査・広告・マスコミ業 - 調査エリア
- 日本全国
- 調査方法
- インターネット調査
- 調査期間
- 2025年12月5日~ 2025年12月8日
- 調査実施機関
- 株式会社マクロミル
※冒頭の画像作成は生成AIを使用
データ利用について
- 引用・転載について
-
当資料の著作権は、株式会社マクロミルと二松学舎大学が保有します。
引用・転載される際は、以下の禁止・ご注意事項をご確認のうえ、「マクロミルと二松学舎大学小具龍史研究室の共同調べ」と出典を明記し、以下のURLを記載してご利用ください。
https://www.macromill.com/service/report/research-report-164/ - 禁止事項
-
当記事に掲載された内容の一部または全部を改変して引用・転載することは禁止いたします。
商品・サービスの広告における利用もご遠慮ください。
また、営業・販売を目的とした資料や制作物への引用・転載をご希望される場合は、事前に必ずご相談ください。 - 免責事項
- 転載・引用されたことにより、利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。
- <データ利用に関するお問い合わせ>
- inquiry@macromill.com