
昨今、世界情勢の激しい変化や日本の円安による原材料高騰が影響し、物価高が続いています。企業にとって「価格を上げるか、内容量や仕様を見直すか」は難しい判断となっています。
価格維持の企業努力として、価格を据え置いたまま内容量を減らす変更を行うケースがあります。いわゆる「ステルス値上げ」と呼ばれているこの対応は、生活者にどのように受け止められているのでしょうか。
本レポートでは、9割の生活者が実感するステルス値上げへの本音に加え、「容器の底上げ」や「原材料のダウングレード」といった仕様変更が引き起こす“隠れ離反リスク”の実態も調査。これからの価格・商品戦略に求められる対応を紐解きます。
「ステルス値上げ」実感は9割、気づくのは「店頭で手に持ったとき」が最多
全体では90.2%がステルス値上げを実感。46.1%が「頻繁に感じる」(①)と回答している。
ステルス値上げに気づくタイミングは「店頭で手に持ったとき」が最も高く55.0%。次いで「開封したとき」(46.6%)、「実際に食べている・使っているとき」(42.4%)と続いており(②)、実際に手に取らないと気づきにくい特徴がある。


“ステルス値上げ扱い”にはサイズの縮小や具材の減少も
全体では「サイズ・厚みの縮小」が49.7%で最も高い。「具材の減少」(37.2%)が続いており、“減る・少なくなる”ことがステルス値上げと捉えられている。「サイズ・厚みの縮小」は、女性50代以上で比較的多い(①)。
男性40~50代、女性40代では「容器の底上げ・二重構造化」が比較的高く、ステルス値上げと捉えている様子(②)。

「ステルス値上げ」起因の行動変化は7割以上!企業イメージ悪化リスクも大きい
容量減や仕様変更を含めたステルス値上げが起因で購入商品の切替や買い控えをしたのは、全体の72.1%。男性40代で「頻繁にある」が18.5%と多い(①)。
ステルス仕様変更による企業イメージの悪化リスクも大きく、イメージ悪化・計は64.7%。特に男性40代以上でイメージ悪化のスコアが70%台と高い(②)。


本ページで公開した内容に加え、以下の詳細データを閲覧いただけます。ぜひダウンロードして詳しくご覧ください。
- 「ステルス値上げ」に抱く感情と量・価格のどちらを求めるか
- ステルス仕様変更に対する許容・商品切替意向度
- 仕様変更時に企業へ求める対応 など
調査概要
- 調査対象
- 18歳~79歳
- 調査地域
- 全国
- 調査方法
- インターネットリサーチ
- 調査時期
- 2026年8月31日(月)~9月1日(火)
- 調査実施機関
- 株式会社マクロミル
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