判別分析

判別分析は、個体(対象者)の特性(回答データ)から、その個体(対象者)がどの群に属するかを判別する手法です。

判別分析の原理

判別分析は、重回帰分析における従属変数が、カテゴリーになったモデルだといえます。例えば、下図のように判別対象が2群の場合、予測される変数が0か1の2値データになったものと考えられます。
判別分析のイメージ図

要約すれば、判別分析は、従属変数が質的変数で、説明変数は量的変数の(重)回帰分析(線形判別関数を使う場合)ともいえ以下の通りに判別します。

直線で仕切る(線形判別関数)

Z = W1X1 + W2X2 + W3X3 + ・・・ WnXn + a0(a0:定数)で、Z>0かZ<0かで判断します。上式は、重回帰分析の式と同じ形をしています。実際に、従属変数を1または0の値を与えて重回帰分析を行うと、偏回帰係数と線形判別関数の判別係数wは一致します。

判別分析の適用事例

判別分析は、他の多くの多変量解析手法のように集団の情報を得るためというより、個人(個体)を分類する目的で使われることが多いといえます。例えば、以下のような場面で用いられます。
  1. セールス効率化のために、見込み顧客を“購入しそうな顧客”と“購入しそうにない顧客”に分ける
  2. 現在の顧客をカテゴリー分けする場合の資料に使う
  3. クレジットの申込み者に対する与信(クレジットカードを発行するかどうかの決定資料)とする
  4. 検査結果から、疾病の有無を判断する

判別分析は、説明変数が量的変数の場合に用いられますが、説明変数が質的変数の場合は、数量化2類を用います。

関連コンテンツ

市場細分化とは?必要性やメリット、実施する際の注意点を解説

自社のマーケティング活動を成功させるために、市場細分化(セグメンテーション)を実施しようと考えている担当者もい…

  • エントリーコラム
コラム

コロナ禍での消費者心理と消費実態の変化 ~2020年振り返り~

Macromill Weekly Index(以下「MWI」)は、マクロミルが2011年から毎週継続して実施し…

  • リサーチャーコラム
コラム

【ベトナム編】各世代が影響を受けた経済背景と、購買傾向とは

アジアのターゲット市場で消費者調査を行うと、「なぜこういった傾向がみられるのか」と、スコアの解釈への悩みに直面…

  • リサーチャーコラム
コラム

募集中のセミナー

動画配信

グローバルリサーチ講座(基礎編・実践編2本立て)🎁書籍プレゼントあり🎁

  • #学習

動画配信

カテゴリーエントリーポイント

新しい市場を見つけるカテゴリーエントリーポイント調査

  • #学習

動画配信

データ分析は“ギャップ”に注目せよ!マクロミルトップリサーチャーが語るデータ分析の極意 ~ビジネス課題の解決に繋がるデータの扱い方・向き合い方~

  • #学習

動画配信

BtoBマーケティングリサーチ基礎講座 定量編&インタビュー編 2本立て

  • #学習

生放送

インサイトを制するものはマーケティングを制するインサイトの「戦略と実践」を1日で完全網羅。

  • #事例
  • #トレンド

その他のサービス

  • オンラインリサーチ
  • オフラインリサーチ
  • セルフ型アンケート
  • 海外調査
  • デジタル&データマーケティング
  • コンサルティング
  • マーケティングプロモーション
  • ヘルスケアマーケティング

おすすめコンテンツ

ナレッジブログ

マーケティングリサーチ有識者の見解を知る

コラム

マーケティングの基礎を学ぶ

マーケティング用語集

基礎的な用語を身に付ける

市場調査レポート・お役立ち資料

明日から使えるデータと活用術を手に入れる

メールマガジン

マーケティングに関するホットな話題やセミナーなどの最新情報をお届けします