ブランド管理・PDCAソリューション

ブランド管理・PDCAソリューション ブランド管理調査を
“健康診断”から
“成長エンジン”へ

ブランド管理・PDCAソリューション

指標を追うだけでは、次の打ち手は見えてきません。次の成長機会を見つけ、次のアクションにつなげるには、売上と直結するKPIの設計・変化の要因分析・戦略立案を一体で回す仕組みが必要です。マクロミルでは、ブランド管理調査が「報告して終わり」にならないよう、PDCAを確実に回すためのフレームワークと専門支援を提供します。

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ISSUE

ブランドの健康診断で終わってしまう

ROOT CAUSE ブランドの健康診断で終わってしまう

ブランド管理調査でスコアの上下は分かる。でも、「なぜ上がったのか」「なぜ下がったのか」の要因までは見えてこない——。原因が分からなければ、次に何を打てばいいのかも判断できず、毎回同じレポートを眺めるだけの調査になっていませんか。

売上とブランドKPIの関係が見えない

KPI ALIGNMENT 売上とブランドKPIの関係が見えない

認知、好意度、NPS、満足度……。指標は増える一方なのに、「結局どれを上げれば売上につながるのか」が分からない。優先順位がつけられないまま、「とりあえず全部上げよう」という曖昧な方針になっていませんか。

状況理解が戦略につながらない

STRATEGY LINK 状況理解が戦略につながらない

調査レポートは毎回出てくる。でも、それを見て「次に何をするか」が決まったことがあるでしょうか。報告して終わり、共有して終わり。調査結果が実際の戦略レビューや施策改善に活かされず、もったいなさを感じていませんか。

SOLUTION

ブランド管理調査の本来の目的は、現状把握だけではありません。現在の戦略・施策の成果を検証し、「次の成長戦略」を導くこと——つまり、ブランドのPDCAを回すことが本質です。

マーケティングのPDCAとは、「現状分析→成長戦略→コンセプト→4P施策」のサイクルを繰り返し回していくことです。ブランド管理調査は、このサイクルの起点となる「現状分析」と「成長戦略の策定」を担います。ブランド管理調査の役割とは、現戦略の成果を検証し、次のサイクルの方向性を決めること。単なるスコアの定点観測ではなく、「次に何をすべきか」を導くための調査でなければなりません。

では、次のアクションにつながるブランド管理調査とは、具体的にどのようなものでしょうか。必要なのは、「顧客の変化」を起点にした分析と意思決定の仕組みです。誰が買っているのか、なぜ選ばれているのか、どこに成長余地があるのか——こうした問いに答え、戦略の方向性まで導ける調査設計・分析力が求められます。マクロミルでは、適切なフレームワーク・KPI設計・要因分析を提供し、「次のアクション」につながるブランド管理をご支援します。

マーケティングのPDCAとブランド管理調査の関係性

マーケティングのPDCAとブランド管理調査の関係性

FEATURES

01 フレームワーク 顧客を9つのセグメントで構造化し、
ブランドの現在地と成長機会を可視化

ブランド管理において最も重要なのは、「自社ブランドが顧客からどう見られているか」を構造的に把握することです。9segs®は、顧客を行動軸(購買経験)と心理軸(次回購入意向)の2軸で9つのセグメントに分類するフレームワークです。これにより、自社と競合それぞれの顧客構造を一枚の図で可視化でき、「どのセグメントが伸びているか」「競合に奪われているのはどの層か」「最も大きな成長余地はどこにあるか」を定量的に捉えることができます。現状を”なんとなく”ではなく”構造的に”理解できるからこそ、次の成長戦略の方向性が明確になります。

顧客の行動と顧客の心理の図

02 売上と相関性のあるKPI 認知やNPS®ではなく、
売上に最も強く連動する「次回購入意向」をKPIの中核に

ブランド管理調査では認知度や好感度、NPS®など多くの指標を取得しますが、すべてが等しく売上に寄与するわけではありません。日用消費財6カテゴリ54ブランドの分析では、「次回購入意向(NPI)」が金額シェアとの相関0.659と、認知(0.508)、好意度(0.467)、NPS®(0.265)を大きく上回りました。9segs®では、この売上に最も連動するNPIをマーケティングKPIの中核に据え、さらにファネルKPI(一般顧客数・ロイヤル顧客数)と組み合わせることで、ブランドの健全性を「売上に直結する指標」で管理できる体系を構築します。

マーケティング指標と売上シェアとの相関

金額シェア 数量シェア
NPI(次回購入意向) 0.659 0.597
認知 0.508 0.474
好感度 0.467 0.478
満足度 0.334 0.220
NPS® 0.265 0.123
【調査対象カテゴリ】

日用消費財6カテゴリ(ビール、緑茶、エナジードリンク、部屋用消臭芳香剤、シャンプー、袋麺)、54ブランド – 最初の検証フィールドとして、マスマーケティングを多用するブランドが多く、シェアの変動が比較的起こりやすい日用消費財カテゴリを選択

【調査手法】
  • インターネットリサーチで聴取した各種KPIスコアとマクロミル提供のQPR™(消費者購入履歴データ)を用いたシェアデータの相関分析
  • オンライン調査
  • 調査主体:マクロミル
  • 調査時期:2020年12月18日~12月22日
  • サンプル数:各カテゴリ1,000s
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査対象:日本全国20~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
  • 割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付
  • 対象KPI : 9segs®主要KPI – NPI(次回購入意向)・u-NPI(顧客内次回購入意向)、従来のKPI – 認知・好感度・満足度・NPS®︎
  • QPR™(消費者購入履歴データ)による実データ取得
  • 調査主体:マクロミル
  • 分析対象期間:2020年1月~12月
  • パネル数:30,000

03 分析 スコアの変動を「なぜ?」で分解し、
次の打ち手まで特定する要因分析

「スコアが下がった」ことはわかっても、「なぜ下がったのか」「次に何をすべきか」がわからない——これがブランド管理調査でよくある課題です。9segs®に基づく調査設計では、売上(KGI)→KPI(次回購入意向・顧客数)→ドライバー(要因)→施策認知という4層の分析構造をあらかじめ設計に組み込みます。たとえば、ロイヤル顧客数が減少した場合、それを引き起こしたドライバー(ブランド価値の変化)と、そのドライバーに影響した施策の認知状況まで遡って特定できます。「何が起きたか」だけでなく「なぜ起きたか、次に何をすべきか」まで答えられる——これが、PDCAを回すためのブランド管理調査です。

包括的KPIでの調査設計

03 伴走支援

04 マーケティングPDCA支援 ブランド管理調査の先にある、
マーケティングPDCA全体の支援

ブランド管理調査で「現状分析」と「次の成長戦略」を導いた後も、マーケティングのPDCAは続きます。戦略をコンセプトに落とし込み、4P施策を企画・実行し、その成果を検証して次のサイクルへ——。マクロミルグループでは、ブランド管理調査を起点としたPDCAの各フェーズにおいて、課題に応じた多様なソリューションを組み合わせてご支援できます。

各フェーズの課題に応じた多様なソリューションを提供

商品アンケート
二次データから市場理解を深めるデスクリサーチ
専門知見者からのエキスパートリサーチ
専門知見者からのエキスパートリサーチ
広告効果アイディエーション支援プラットフォーム『Coreka』
広告効果アイディエーション支援プラットフォーム『Coreka』
実購買に基づく購買理解のパネルデータ(QPR™)
実購買に基づく購買理解のパネルデータ(QPR™)
定量で捉えきれない生活者を理解する定性調査
定量で捉えきれない生活者を理解する定性調査
インサイトを発掘するワークショップ
インサイトを発掘するワークショップ

USE CASE

NPIを軸にブランド管理KPIを刷新し、売上成長の打ち手を可視化

NPIを軸にブランド管理KPIを刷新し、売上成長の打ち手を可視化

クライアント:某日用消費財メーカー
  • 9segs®
プロジェクトの流れ
プロジェクトの流れ
  • 既存KPI体系の課題整理(指標と売上の相関を検証)
  • 9segs®導入・NPIを中核KPIに設定
  • 顧客分布分析で自社・競合のポジションを可視化
  • 成長機会セグメントの特定とターゲティング戦略策定
  • 四半期モニタリング体制の構築
  • KPI変化→要因分析→戦略修正のPDCAサイクル運用開始
背景
認知度・好意度・NPS®など複数のブランド指標を定期的にトラッキングしていたが、「どの指標が売上に効いているのか」が不明確で、KPIの優先順位がつけられない状態。調査結果はスコアの上下を確認するだけの「健康診断」に留まり、具体的な次の打ち手につなげられていなかった。ブランド管理調査を「成長エンジン」として機能させるため、KPI体系の見直しに着手しました。
アプローチ
9segs®を導入し、従来の認知・好意度中心のKPI体系から、売上との相関が実証されている「次回購入意向(NPI)」を中核KPIに据えたブランド管理体系へ刷新。自社と競合の顧客を9セグメントで分類し、「どのセグメントからの流入・離反が売上変動に影響しているか」が定量的に把握可能に。四半期ごとの調査で継続的にPDCAを回す体制が確立されました。
要因分析で「なぜロイヤル顧客が増えないのか」を解明し、次の打ち手を導出

要因分析で「なぜロイヤル顧客が増えないのか」を解明し、次の打ち手を導出

クライアント:某小売チェーン
  • 9segs®
プロジェクトの流れ
プロジェクトの流れ
  • 課題整理(ロイヤル化の要因が不明という構造的課題)
  • 9segs®で4層構造の調査設計(KGI→KPI→ドライバー→施策)
  • 顧客分布+競合比較でロイヤル化の阻害要因を特定
  • ドライバー分析に基づく施策策定(体験・サービス改善)
  • 施策実行後のKPI変化を要因レベルで追跡
  • ブランド管理PDCAサイクルの定着
背景
全国に数百店舗を展開する某小売チェーン。出店拡大による成長が鈍化する中、「既存顧客のロイヤル化」が経営課題に。従来のブランド管理調査では顧客満足度やリピート率をトラッキングしていたが、「なぜロイヤル顧客が増えないのか」の要因が分からず施策が手探り状態だった。スコアの変化を追うだけでなく、変化の「なぜ」を特定できる調査体系が求められていました。
アプローチ
9segs®の調査設計を導入し、KGI(売上)→ KPI(NPI・顧客数)→ ドライバー(要因)→施策認知の4層構造を組み込んだブランド管理調査を設計。ロイヤル化の阻害要因が「立地の利便性以外に、顧客から選ばれる理由がないこと」にあると判明。ドライバー分析に基づく具体的な施策を策定し、施策実行後も要因レベルで追跡。「調査→戦略→施策→検証」のPDCAが初めて回りました。
「報告して終わり」の調査を、成長戦略の基盤となるPDCA型ブランド管理へ転換

「報告して終わり」の調査を、成長戦略の基盤となるPDCA型ブランド管理へ転換

クライアント:某金融サービス企業
  • 9segs®
プロジェクトの流れ
プロジェクトの流れ
  • 課題整理(調査と戦略の分断・部署間の顧客像不統一)
  • 部門横断プロジェクトチーム結成・9segs®導入
  • NPI共通KPI化で全社の目線統一
  • 顧客分析で訴求と顧客ニーズのズレを発見
  • ドライバー分析で成長戦略を策定
  • 中期経営計画の基盤として全社展開・PDCA体制構築
背景
ブランド管理調査を定期的に実施していたが、調査部門が出すレポートとマーケティング部門の戦略が分断されている状態。部署ごとに想定する顧客像が異なり、調査結果は「報告して終わり」。実際の戦略レビューや施策改善に活かしきれておらず、ブランド管理調査を起点にしたPDCAサイクルが回っていませんでした。
アプローチ
部門横断のプロジェクトチームを結成し、9segs®を導入。NPIを共通KPIとして全社で統一することで、部署間の顧客像のバラつきを解消。未利用者も含めた一気通貫の顧客分析により、企業が訴求してきた内容と顧客が実際に求めている情報のズレが明確に。ドライバー分析で「何が顧客の次回利用意向を動かしているか」を特定し、中期経営計画の基盤としてPDCA体制を構築しました。
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ADVISORS

竹中 野歩

竹中 野歩

NOBU TAKENAKA
M-Force取締役 CPO兼CSO

P&G日本法人およびシンガポール法人でブランドマネジャーとして日本・米国・ASEANにおける消臭芳香剤「ファブリーズ」の中期戦略・新製品企画・国を跨いで展開可能な広告・コミュニケーション・G2M戦略などを主導。その後Bloom&Co.を経て2019年にM-Force創業に初代プロダクトマネージャーとして参画し、2026年7月より代表取締役。共著論文:「Selection versus scale: Loyalty indices for brand management」Journal of Marketing Analytics 2022, 「Selection is superior to scale: determining brand loyalty highly correlated to market share」Journal of Marketing Analytics 2023

伊東 利絵

伊東 利絵

RIE ITO
カスタマーサクセス ディレクター

P&Gの消費者・市場戦略本部(CMK)にて、多彩なグローバルブランドの消費者と市場分析、販売予測、インサイト発掘に従事。M-Forceには創業期より参画し、カスタマーサクセスディレクターとしてプロジェクトを幅広く監修。日用品からITサービス、BtoCからBtoBまで、多様な業界へ独自フレームワーク「9segs®」導入を推進し、データに基づく顧客戦略へと昇華させてきた。「消費者のデータから、売上に直結する顧客戦略を導き出す」エキスパート。9segs認定エキスパートプログラム・N1分析認定エキスパートプログラム監修。

増田 泰彦

増田 泰彦

YASUHIKO MASUDA
カスタマーサクセス ディレクター

ブレインパッド・トレジャーデータ・クアルトリクスなどにおいて、多数のエンタープライズ企業の顧客データ活用・顧客体験改善プロジェクトをリード。データを起点に顧客中心の考え方を根づかせることで、部門を超えて現場が自律的に動く体制構築を支援。現在はM-Forceカスタマーサクセスディレクターとして、顧客起点マーケティングの実行を支援するとともに、その取り組みを段階的に組織全体に拡げ、高度化していく「成熟度モデル」の開発、提供を行う。

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DELIVERY

9segs®レポート
9segs®レポート

9segs®レポート

独自の行動軸×心理軸で顧客を9つのセグメントに分類し、各セグメントの構成比や移動率を可視化。ブランドの顧客構造を立体的に把握し、売上に直結するKPIの設計根拠となるレポートを納品します。

Analyzerアクセス
Analyzerアクセス

Analyzerアクセス

9segs®の分析結果をオンラインでいつでも閲覧・深掘りできる専用ダッシュボード。セグメント別の推移やドライバー要因をインタラクティブに分析でき、PDCA施策の立案を即座にサポートします。

定点モニタリングレポート
定点モニタリングレポート

定点モニタリングレポート

ブランドイメージなどの各種KPIを定期的に計測し、推移と変動要因を分析。ドライバーごとの変化を可視化することで、PDCAサイクルに基づく次の打ち手の判断材料を提供します。

定性調査レポート
定性調査レポート

定性調査レポート

ブランド管理調査で発見されたKPIの変化やセグメント移動の背景を、深層インタビューによって掘り下げ、定量データだけでは見えない顧客心理の変化や新たな仮説を検証・構造化するレポートです。

QPR™ 購買データレポート
QPRTM 購買データレポート

QPR™商品購買データレポート

日々の購買データを収集・分析するQPR™を活用し、購買行動と意識データを掛け合わせた分析を実施。ブランド管理調査で見えた変化の実購買面での裏付けや、競合とのスイッチ動向の掘り下げが可能です。

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PRICE

ケース01.
ブランドPDCA構築の第一歩 ——現状分析と成長戦略の導出

ブランド管理のPDCAをこれから立ち上げたい企業に向けた、最初の一歩となるプラン。9segs®を用いて自社と競合の顧客構造を可視化し、「誰が・なぜ買っているのか(買っていないのか)」を体系的に把握します。売上と相関の高いKPIの設定から、成長余地のあるターゲットセグメントの特定、そこに向けた戦略の方向性までを一気通貫で導出。単発の調査で終わらせず、継続的なPDCAの土台となる分析基盤を構築します。

STEP1 定量調査 9segs®
STEP2 戦略策定と戦略実行
期間 料金
3ヶ月 5,500,000円〜(税抜)

ケース02.
施策効果のビフォーアフター検証

新製品やプロモーションが、戦略で狙った通りの効果を出せたのかを検証するプラン。顧客セグメントがどのように移動・変化したか、ターゲット顧客にどのようなブランド価値を伝えることができ、どのような行動変容を起こせたかをトラッキングし、成長戦略を描くための示唆を導出します。

STEP1 定量調査 9segs®
STEP2 施策実施
STEP3 事業調査 9segs®
期間 料金
6ヶ月 8,000,000円〜(税抜)

ケース03.
年1回トラッキング + 定性的掘り下げ

年1回の9segs®調査による戦略トラッキングに加え、定性調査を実施して顧客変化の背景にある心理や行動の深層を掘り下げるプラン。定量で捉えたセグメント移動の「なぜ」を顧客の生の声から解釈し、より解像度の高い戦略示唆と次のアクションにつなげます。

STEP1 定量調査 9segs®
STEP2 定性調査 N1分析®
STEP3 戦略実行期間
期間 料金
5ヶ月 11,000,000円〜(税抜)
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