COMPUTE（四則演算を行う）

［メニュー画面］→［データ加工］ボタンを押し、［データ加工画面］を開きます。

[加工種別]と[処理方法]が下記であることを確認して、 [加工作成]ボタンを押します。

[加工種別] → 新アイテム作成
[処理方法] → 10行目 COMPUTE（四則演算をします。）

加工の指示を記載する画面が開きます。

加工の指示を記載する画面が開きます。
画面下部の[元アイテム]・[四則演算]・[優先演算]を使い、[式]欄に四則演算式を設定します。
[式]欄は手入力で計算式を記載、もしくは[回答タイプ]・[四則演算]・[優先演算]を利用しアイテム選択でも設定可能です。

通勤・通学時間（〇時間〇分）という回答を分単位に換算してみましょう。

新アイテムのタイトルとなる「質問文」を入力します。
[元アテム]を選択し、計算式を[式]に入力します。
分単位に換算するための式のため

式：（[Q5S1N]*60)+[Q5S2N] と計算式を入力します。
※元アイテム名は手入力、もしくは[元アイテム]欄から該当するアイテムをダブルクリックし入力します

新アイテムの設定が全て終わったら、右下の［登録］を押して前の画面に戻ります。

画面下の［データ加工一覧］に、作成した加工の指示が表示されているのを確認し、 右下の［実行］ボタンを押して指示を実行させます。
これで新アイテムの作成は終わりです。

施設A・施設Bのスケール設問（SA形式で来訪頻度を聞いている）の来訪頻度を数値化し合計の来訪頻度を求めましょう。

加工は2段階に分けて行います。
STEP1）COMPUTE加工にて、SA形式の選択肢を数値化し、施設A・施設Bそれぞれの来訪頻度を求めるアイテムを作成します。
STEP2）GROUP_SUM加工にて、施設A・B合計の来訪頻度求めるアイテムを作成します。

COMPUTE加工で得点を入力します。
※画像は施設A「Q1S1」をデータ加工したものになります。

新アイテムのタイトルとなる「質問文」を、[式]に計算式を入力します

式：CHOOSE([Q1S1],5,3,1,0.4,0,23,0.1,0)
※＜CHOOSE＞とはEXCELの関数の一つです。特定の値を代入する際に使用します。
CHOOSE関数と得点は手入力が必要ですが設問番号はアイテム選択しダブルクリックすることで入力が可能です。
今回の場合は、[回答タイプ]を「SA」に設定すると「Q1S1」が現れます。
新アイテムの設定が全て終わったら、右下の［登録］を押して前の画面に戻ります。
同様に施設B[Q1S2]も同じ手順でアイテムを作成します。

施設A・施設Bを合算させるため、[加工種別]と[処理方法]が下記であることを確認して、 [加工作成]ボタンを押します。

[加工種別] → 新アイテム作成
[処理方法] → 9行目 GROUP
(数値アイテムの最大値、最小値、平均値、合計を求めます。）

加工の指示を記載する画面が開きます。

加工を指示する画面が開きます。
加工文「SUM」に設定します。
合算させたいアイテムを左ボックスから右ボックスへ「＞」を利用し移動させます。
※画面は移動済になります
画面右側の「質問文」を記入し「登録」ボタンを押してください。

画面下の［データ加工一覧］に、作成した加工の指示が表示されているのを確認し、右下の［実行］ボタンを押して指示を実行させます。
これで新アイテムの作成は終わりです。

数値回答で聴取した「身長」と「体重」という2つのアイテムを使って「BMI」という新しいアイテムを作成してみましょう。

新アイテムのタイトルとなる「質問文」を入力します。
[元アテム]を選択し、計算式を[式]に入力します。

BMI＝体重÷((身長÷100）×(身長÷100）)になるため
式：[Q4S2N]/(([Q4S1N]/100)*([Q4S1N]/100))
と計算式を入力します。
※設問番号はアイテム選択しダブルクリックすることで入力が可能です
新アイテムの設定が全て終わったら、右下の［登録］を押して前の画面に戻ります。

画面下の［データ加工一覧］に、作成した加工の指示が表示されているのを確認し、右下の［実行］ボタンを押して指示を実行させます。
これで新アイテムの作成は終わりです。