さまざまなデータを活用しながら
お客様のビジネスに寄り添いたい

大学時代、マーケティングを学ぶ中で「モノが売れる仕組みを考えたい」という思いが強くなり、マーケティングに関する仕事を志望しました。就職活動の軸としていたのは「成長を続けられるか」「視野を広げられるか」ということ。裁量を持って仕事に取り組み、多くの案件をこなす中で幅広い業界の業務に携われる企業で働きたいと思っていました。当社を選んだのは、自分がやりたいと考えていた仕事を実現できる環境が揃っていたことや、早くに独り立ちができる体制に魅力を感じたからです。また、面接を通して多くの先輩たちと直接話せたことも決め手となりました。業務内容やキャリアの積み方などの質問に真摯に答えてくれ、私自身のことをしっかりと見てくれていると感じたのが嬉しかったです。「一緒に働きたい！」と思える人ばかりで、その印象は入社してから現在に至るまで変わっていません。

入社2～3年目は広告代理店のお客様の担当となり、さまざまな商材のマーケティングリサーチに携わっていました。モニターに質問やインタビューを行うアスキング型リサーチに加え、ログ計測も使った広告の効果測定も実施。同時に多数の調査が動くこともあり、クオリティはもちろん、スピード感も求められます。セールス、リサーチディレクター、集計など社内で関わるメンバーの業務を理解したうえで、限られた時間の中で対応しやすいように調整するプロジェクトマネジメント力を鍛えることができました。また、スピード感を重視したお客様の場合は、10のデータが揃わなくても、3～4の段階でもいいから進めたいと考えている場合もあります。その際、お客様が目指すゴールはどこなのか、それにはどのデータがあれば進められるのか、お客様の要望に合わせて判断することの重要性も学べました。これらの経験がお客様のニーズをくみ取り、最適な調査を提案、実施するスキルにもつながっていると感じます。

リサーチャーを志したのは、消費者の心理や行動を読み解く知識やスキルを磨きたいと考えたからです。入社当時はその思いが強かったのですが、それらの知識やスキルを深め、経験を重ねた今は新たな目標ができました。それは、さらにお客様のビジネスに寄り添っていきたいということ。お客様は調査結果だけをもとにビジネスを進めているわけではありませんし、課題を解決するアプローチ方法はさまざまです。コンサルティングセールスと協働できる環境であるというメリットを活かしてお客様と直接コミュニケーションがとれる機会を増やし、課題解決の道筋をよりお客様に近いところで探っていきたいと考えています。今後は世の中の情勢を踏まえつつ、調査結果はもちろん、当社に蓄積されているさまざまなデータも活用しながら課題解決に挑んでいきたいと思います。そしてお客様のビジネス展開に寄与できるリサーチャーとして知見を広げ、さらに専門性を磨いていきたいです。