サステナビリティ
全ステークホルダーに向けた取り組み CSR（社会貢献）
データやノウハウ提供に
よる社会貢献
基本方針
社会変化による消費者の状況を把握し、分析して公開することは、マーケティングリサーチ企業である当社グループの社会的な使命のひとつだと考えています。マーケティングリサーチをはじめとした当社グループの事業を通じて得られた多様な知見を、レポートやコラムとして幅広く公開し、個人や企業、ひいては社会全体の変化を捉えた情報を発信していきます。
Macromill Weekly Index / Macromill Weekly Index Asia
国内における消費者パネルから1週間の消費金額、消費カテゴリー、消費マインド、景況感などの指標を幅広く取得し、週次で即時性高く公表する「Macromill Weekly Index」を2013年から継続して開示しています。信頼性の高いデータとして、内閣府の「月例経済報告等に関する関係閣僚会議資料」での採用実績があり、景気判断にも活用されています。 さらに、2020年からは「Macromill Weekly Index Asia」の公表も開始。アジア地域における生活者動向を週次で公開しています。
Macromill Weekly Index／
Macromill Weekly Index Asia
当社の企業サイトで毎週公開。消費・物価などのカテゴリ選択と、地域、性別や年代などの項目にフィルターをかけることができ、必要な情報を手元で簡単に収集、整理、分析が可能です。
多種多様な調査レポートの公開
SDGsに関する調査はもとより、社会情勢を踏まえた多種多様な調査を行っており、無料で調査レポートを公開しています。
「東日本大震災に関する調査」
で震災を風化させない取り組み
当社と河北新報社は、2017年から毎年共同で「東日本大震災に関する調査」を実施しています。復興の過程を明らかにしつつ、震災を風化させないことを目的に、調査データの発信を通じた被災地支援活動に取り組んでいます。
マクロミルの調査レポート
河北新報による掲載記事
産学連携
ビジネスとアカデミアを
つなぐ人材育成
マクロミルが培ってきたマーケティングリサーチをはじめとする多様な知見を、これからのビジネスを支える若い世代へ早い段階から継承し、社会で活躍する人材育成を行うことも私たちの使命だと考えています。ビジネスに直結する実務を教え、世の中に求められる人材を育てる過程は、社員自らも成長する機会と捉え、さまざまな学校と多様な取り組みを行っています。
年間20以上の高校や大学で、社員が講師となりマーケティングを中心とした講座やゼミを実施しています。
二松学舎大学での
学生のスキル支援、
大学との研究取り組み
2019年より継続して、マーケティング戦略策定を学べる講座を実施しています。ハウス食品グループ本社様、ヤッホーブルーイング様、高梨乳業様にご協力をいただき、実際の購買データやアンケート調査に基づいた学生による分析とプレゼンなど、実務を学べるスキル支援を行っています。また、大学と調査分析報告書の作成、学術論文執筆や学会発表など、研究分野における取り組みも進めています。
滋賀大学と連携した、
データサイエンティスト育成
2019年より滋賀大学大学院と連携し、データサイエンス研究科に社員を派遣し、データサイエンティスト育成する取り組みを続けています。社員が働きながらも学ぶ機会を創出しており、社員は得られた知識を業務に生かすといった互いに成長できる制度を取り入れています。
東京理科大学、一橋大学と
エイトハンドレッドとの取り組み
東京理科大学データサイエンスセンターや、国立大学法人一橋大学とデータサイエンティスト育成に向けた産学連携の取り組みを進めています。マクロミルが保有する多様なマーケティングデータの提供と、エイトハンドレッドのデータ利活用における高い専門知識を有する人材活用を通じて、学生がより実践的なノウハウを体感する機会を創出し、実社会で活躍できるデータサイエンティストの育成を目指しています。
2023年7月に一橋大学と産学連携に関わる協定を締結。締結式には、2023年4月に新設されたソーシャル・データサイエンス学部・研究科が参加しました。
Goodmillの
活動による社会貢献
社会貢献活動「Goodmill」
「リサーチで、世の中をもっと良くできる」という想いから、2018年より推進している当社の社会貢献活動です。CSRの一環として、NPOなどの非営利活動組織へのリサーチ支援をはじめ、ボランティア活動などさまざまな取り組みを推進しています。
詳しく見るグループ会社の
社会貢献
グループ会社での
取り組みの事例
当社グループでは、企業ごとにさまざまな社会貢献活動を行っています。ここではその一例をご紹介します。
株式会社H.M.マーケティングリサーチ
- フードバンクちば（NGO）に賞味期限が近づいている防災用の備蓄食料を寄贈しています。また、余剰となった文房具をエコトレーディングに寄贈しています。
- 社内の自動販売機をSDGsマーク付き（ 災害時キー付き）の機体に変更しました。ドリンク１本の購入につき、認定NPO法人国際連合世界食糧計画WFP協会に3円を寄付しています。
Macromill Embrain Co., Ltd.（韓国）
- 毎月、総モニタ費（積立金）の１％と調査パネルからの寄付金で、韓国奇・難治性疾患連合と社会福祉法人ダウン会に現在まで約７億ウォンを寄付する「1%+Donation」を実施しています。
