マクロミル家計パネル調査「MHS」のデータ収集・サービス提供を正式に開始
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役:小西克己、以下「マクロミル」)は、世帯・個人の購買データとアンケート調査を紐づけた、マクロミル家計パネル調査「MHS(MACROMILL Household Spending Survey)」のデータ収集・サービス提供を2015年4月より正式に開始いたします。

サービス提供の背景
日本の世帯数において、単身世帯と核家族世帯は年々増加しています。消費実態を正確に捉え、マーケティングデータとして活用するためには、世帯・個人における全支出を捉え、詳細に把握する必要があります。しかし、現状では全商品・サービスをブランド・アイテムレベルまで把握できるデータは存在しませんでした。
マクロミルは、2007年より消費者の商品購入履歴を記録したデータ「QPR™」のサービスを展開してきました。現在、30,000人のQPRモニタに対して携帯型バーコードスキャナを配布し、購買データを収集しています。QPRで構築した高精度のパネルと長年蓄積したデータや知見を活かし、スマートフォンアプリでデータを収集するマクロミル家計パネル調査「MHS」を独自に開発しました。個人および世帯の購買を詳細に捉えられるパネルデータを構築し、より正確なデータ分析・リサーチを可能にします。
マクロミル家計パネル調査「MHS(MACROMILL Household Spending Survey)」とは
「いつ・どこで・誰が・何を・いくらで・どうやって・誰のために」購入したかを正確に取得した「世帯・個人単位の支出データ」を提供するサービスです。
-
世帯・個人単位で集計可能

-
誰が・どのように購入したのか、全商品・サービスに対応

-
アンケート調査により深堀が可能

サービス活用イメージ
データ分析
-
ターゲット・ユーザ理解
消費者の全購買データを取得しているため、衣・食・住、通信、交通、レジャー、教育など生活に関わる商品・サービス利用者の属性が把握できます。また、過去の購買行動とあわせて分析することで、ユーザ像やターゲット像を明らかにすることが可能です。
-
市場実態把握
購買情報をもとにMHSモニタをセグメント化し、セグメント毎に分析やアンケートを実施することで、市場構造把握が可能です。
-
販促効果測定
販促実施前後の購買履歴を比較することで、販促効果がどの程度あったかを把握することが可能です。また、モニタへアンケートを実施することで、認知や利用きっかけなど、意識面での効果も測定可能です。
-
ターゲット・ユーザ理解
-
ユーザプロファイリング
MHSモニタに対する意識調査(全数調査を実施予定)を用いて、消費者のライフスタイルや価値観で購買者をプロファイルすることが可能です。
-
意識調査
MHSモニタの実際の購買に基づき、様々な調査対象者を抽出し、購買意識調査を行います。
※MHSモニタへの意識調査は、購買データに影響を与えない範囲内に限定いたします。
マクロミルは、マーケティングビジネス領域全体にイノベーションを拡げ、 誰もがマーケティングサービスを利用できる社会の実現を目指します。
以 上
本件に関するお問い合わせ先
株式会社マクロミル 広報室:高橋TEL:03-6716-0707 E-mail:press@macromill.com
PDF版は下記よりダウンロード頂けます。