プロジェクト事例 1

あらゆるデータを駆使して
クライアント企業の

"マーケテイングパートナー"として
ビジネスの意思決定に貢献

「データ蓄積・コスト削減AI」から
「データ活用・付加価値創出AI」の時代へ

2017年「商品開発業務をデータドリブンによって付加価値を見出せないか」のパートナーの一言から動きだしました。業界では世界トップの大手メーカー。世の中が未だに「様々なデータを溜めて使える環境にする」という課題に直面する中、「どう使って付加価値を生み出すか」に課題がいち早くシフトしていました。長年構築してきた信頼関係とデータコンサル視点での複数回にわたる企画・討議を繰り返した結果、その課題に対応していくパートナーとして、マクロミルを選択して頂きました。当初は商品開発のためのデータ分析業務のシステム化(プライベートDMP化)をターゲットに始まったプロジェクトでしたが、現在では販売施策業務までグローバル規模で関与するまでに至っています。

アナリストとしての関わり

プロジェクトを遂行するにあたり、業務としては主に、(1)業務分析(顧客ビジネス課題、施策アプローチ)(2)最終成果物デザイン(レポート、システム等)(3)必要な分析設計・モデリング(4)必要なデータ選別・取得・加工(5)ダッシュボード作成およびシステム化をチームで実施します。
当初、プロジェクトがスタートした際には、お客様固有の商品開発の業務プロセスと課題・施策を何ケースも提示して、データサイエンスを用いた最終成果とアプローチの大枠を意思決定しました。分析過程では、仮説の食い違いや新しい発見が繰り返し出てきます。その結果を業務適用の視点で捉えてどう活かすかを常に考えて行動します。さらに、何度もクライアントと議論を重ね、より良い意思決定ができるようにデータ選定や分析手法を再検討し、トライ&エラーを繰り返して成果を導出します。
また、プロジェクトに関わるメンバーはデータアナリストだけではなく、グローバルリサーチ部門やリサーチャー、デジタルマーケティング領域の部門等と横断し、様々なメンバーと協力しながら案件を進めていきます。本プロジェクトのメンバーも様々な部署からアサインされた9名のプロジェクトメンバーがそれぞれの強みを発揮しながら業務にあたっています。
この仕事を通じて、正しいデータ選択から分析手法を考え、結果を導く力はもちろんですが、クライアントの課題を理解し適切な意思決定へ導くコンサルティング力、様々なメンバーを巻き込みながらプロジェクトを推進させていくプロジェクトマネジメント力など社会人としても大きく成長できる環境があると感じています。

パートナーと「データ活用・付加価値創出AI」を加速し、
マーケティングの常識を変える

私たちの仕事は、すでにあるマーケティングの理論に対して価値あるものへと変換するためのフレーム作りをすることです。ただデータ取得をするだけでなく、そこにどんな付加価値を与えることができるのか、クライアント企業が本当に実現したいことは何かを探り、それらを”具現化”していくことがミッションだと感じています。
「データ」が溢れるこの世の中で、自社でデータを保有する企業も増えていますが、実際にDMPの活用ができている企業はそのうち半数にも満たないと言われています。このような社会の中で、データのプロフェッショナルとしてクライアント企業のパートナーとなり、データとビジネスをつなぐプロフェッショナルを目指すことがビジネスアナリティクス部の使命だと考えています。