朝ごはんの実態調査Publicity open research results
2008年09月30日
トピックス
- 朝食の頻度は「週に5日以上」が78%、欠食の比率は22%
- 朝食で重視するポイントは、「簡単に食べられること」が68%で最多
- 「朝食は健康のため重要だ」と思う人は97%、「できれば朝食は毎日食べたい」と思う人は94%
インターネット調査会社の株式会社マクロミル(本社:東京都港区、社長:辻本秀幸)は、1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の20歳以上の男女を対象に、「朝ごはんの実態調査」を実施いたしました。
調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2008年9月8日(月)~9月9日(火)。有効回答数は1030名から得られました。
近年、不規則な食習慣や栄養の偏り、生活習慣病の増加など食習慣にまつわる様々な課題が話題となっています。特に朝食の欠食率は年々増加傾向にあると言われ、中でも20代や単身世帯の朝食欠食率の高さが問題として指摘されています。
「食育」の観点から朝食の重要性が改めて提唱されるなか、本調査では、健康的な生活を目的として朝ごはんの習慣化を広めている、農林水産省『めざましごはんキャンペーン』事務局の協力を得て、朝ごはんの実態を把握すべく調査票設計を行いました。
調査概要
調査方法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)
調査対象 : 20歳以上59歳以下の男女 (マクロミルモニタ会員)
有効回答数 :
30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 小計 | 合計 | |
男性 | 103s | 103s | 103s | 103s | 515s | 1030サンプル |
女性 | 103s | 103s | 103s | 103s | 515s |
調査日時 : 2008年9月8日(月)~9月9日(火)
調査機関 : 株式会社マクロミル
調査結果
朝食の頻度は「週に5日以上」が78%、欠食の比率は22%
1都3県、20歳以上の男女に対して、朝食を食べる頻度について尋ねたところ、「週に5日以上」が78%と約8割を占めました。一方で「週に3~4日」は9%、「週に1~2日」は7%、「食べない」と回答した人は7%で、朝食を欠食している人(週3日以上朝食を食べない人)は合計で22%となりました。世帯構成別に見ると、単身世帯で朝食を欠食している人は37%で、他の世帯層に比べ朝食の頻度が少なくなっています。
また、朝食にかける時間は平日で「5分以上15分未満」が57%で最も多くなりました。15分未満を合計すると6割を超え、特に20~30代の若い世代では75%が15分未満で朝食を済ませており、朝食の簡便化が進んでいることがわかります。
朝食の食用頻度
Q.あなたは『朝食』をどのような頻度で食べていますか。

※本調査の「朝食」には、果物や栄養補助食品なども含みます。
※ここでの欠食とは朝食について「週に3~4日」「週に1~2日」「食べない」と回答した場合をいいます。
朝食にかける時間
Q.あなたは、『朝食』にどのくらいの時間をかけますか。 平日、休日のそれぞれで、あてはまる時間をお知らせください。

朝食で重視するポイントは、「簡単に食べられること」が68%で最多
朝食で重視するポイントについて尋ねたところ、「簡単に食べられること」が68%で最も多く、次いで「毎日食べること」が55%、「栄養のバランスがとれていること」が42%となりました。
朝食の重視ポイント<ベース:朝食を食べる人>
Q.あなたが、『朝食』で重視するポイントは何ですか。(複数回答)

「朝食は健康のため重要だ」と思う人は97%、「できれば朝食は毎日食べたい」と思う人は94%
朝食に対する考え方を尋ねたところ、「朝食は健康のため重要だ」 は97%、「できれば朝食は毎日食べたい」は94%の人が「そう思う(そう思う+どちらかといえばそう思う)」と回答しており、朝食は健康のために毎日食べたほうが良いという意識を持っていることが窺われます。また、「朝食にはご飯(お米)を食べたい」と思う人は60%で、「朝食にはパンを食べたい」と思う人に比べ約10ポイント高くなりました。
朝食に対する考え方<ベース:n=1030>
Q.『朝食』について、あなたの考えに近いものをお知らせください。

より詳しい内容は、下記PDFレポートをご覧下さい。
株式会社マクロミル 担当:高橋
TEL:03-6716-0707 FAX:03-6716-0701 E-mail:press@macromill.com
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