
Twitterプラットフォームを活用したソーシャルリスニング事例
〜ウェブ定量調査、グループインタビューとの比較検証〜
ソーシャルメディアのエキスパートによるパネルディスカッション
〜 ソーシャルメディア時代の消費者とどう向き合うか 〜
マクロミルネットリサーチ総合研究所所長 萩原雅之
日本電気株式会社 朝火 英樹氏
サントリーホールディングス株式会社 坂井 康文氏
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 徳力 基彦氏
花王株式会社 本間 充氏
株式会社電通 森 直樹氏
2011年9月9日、株式会社マクロミルは「ソーシャルメディア時代のマーケティングリサーチ」セミナーを開催いたしました。
第一部は「Twitterプラットフォームを活用したソーシャルリスニング事例 〜ウェブ定量調査、グループインタビューとの比較検証〜」と題し、マクロミルネットリサーチ総合研究所・主席研究員 上田雅夫より、Twitterによるソーシャルリスニングの調査事例をご紹介しました。これはマクロミルが試験的に行ったTwitterをプラットフォームとした調査の結果を、集団面接法(Focus Group Interview =FGI)と自由回答(Free Answer =FA)による結果と比較し、その差異を検証したものです。
昨今、MROC(Marketing Research Online Community)と呼ばれる調査手法が注目されていますが、今回の試験調査ではソーシャルリスニングのプラットフォームとしてTwitterを選びました。Twitterは国内でも利用者の多いメジャーなソーシャルメディアであり、ユーザーであればすでに使い慣れているため、調査のために用意された新たなプラットフォームの使い方を覚える必要がないというのが主な理由です。また、スマートフォンに対応していることや、リツイートや引用といった機能を用いることで、コミュニティ内でユーザー同士の会話が発生するという点も重視しました。
今回のTwitterによる調査では、FGIやFAと比べ、タイムラインを追うことで「人となり」を垣間見ることができたり、ある一定期間の間に自分で試した結果について報告できる点が特徴として挙げられました。中には顔文字を含めた発言(ツイート)もあり、FGIやFAにはないTwitterならではの表現も見られました。
このようなTwitterを含むソーシャルメディアを活用した調査手法は、FGIやFAとは違った切り口で、より消費者のインサイトに迫ることができるものと確信しております。マクロミルでは、ソーシャルメディアを活用した調査サービスの開発に取り組んで参りますので、ぜひ今後の展開にご期待ください。
第二部は「ソーシャルメディアのエキスパートによるパネルディスカッション 〜ソーシャルメディア時代の消費者とどう向き合うか 〜」をテーマに、メーカーや広告代理店等でソーシャルメディアを活用したマーケティングに取り組んでいらっしゃる識者の方をお招きし、パネルディスカッションを行いました。
まずは「グーグルプラスはSNSとしてFacebookを脅かす存在に急成長する」「今の時代、ソーシャルメディアに取り組まない企業に先はないと思う」等の質問に対し、パネリストの方々に「○」「×」でお答えいただいたあと、それぞれのお考えや企業としての取り組み、今後の方向性についての予測をお話いただきました。中でもテレビなどマスメディアによる広告展開と、ソーシャルメディアを活用して特定のターゲットやコミュニティに向けたメッセージを伝える方法を、「メガホンを使い広範囲の人に大きな声で伝達する"ジャイアン"」と、「のび太という特定の対象者に耳元でささやく"ドラえもん"」に例えるなど、興味深いお話を伺うことができました。
最後はUstreamやTwitterのタイムラインをご覧の方から寄せられた質問を取り上げ、「今後、各企業でソーシャルメディアの統括部署は必要か」についてなど、それぞれの見解を伺い、約2時間のセミナーは終了となりました。
参加者からは「もっと話を聞きたかった」といった時間の制限を惜しむ声や、「具体的に調査の実施を相談したい」という声が多数あり、あらためて本テーマに対する企業の関心が高まっていることを感じました。
マクロミルでは今後も皆様のマーケティング活動において有益なセミナーを企画して参ります。
株式会社マクロミル 担当:大石
TEL:03-6716-0792 FAX:03-6716-0711 E-mail:seminar-kikaku@macromill.com
マクロミルのネットリサーチに関する詳しい資料をお送りします。