銀行及び消費者金融に関する調査Publicity open research results

2003年05月09日

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トピックス

  • 銀行及び消費者金融各社の認知・利用状況を調査
  • 銀行各社の商品認知度は、UFJ銀行の「オールワン」51.0%で一位。
    消費者金融各社のテレビCM認知度では、アイフル96.6%で一位。

調査概要

調査方法 : インターネットリサーチ

調査対象 : 成人男女(男性:49.6%、女性:50.4%)(マクロミルモニタ会員)

有効回答数 : 1037サンプル

調査日時 : 2003年4月10日(木)~14日(月)

結果概要

回答者のプロフィール




1. 銀行の商品

対象:

東京三菱銀行「メインバンク」、みずほ銀行「みずほバリュープログラム」、三井住友銀行「ワンズプラス」、UFJ銀行「オールワン」

商品認知率、加入商品:

商品認知率は、UFJ銀行の「オールワン」が51.0%で最も高い。また、各商品の非加入者を対象に、それぞれの商品について魅力的と思う商品特徴を尋ねた結果、いずれの商品もATM時間外手数料や利用手数料が無料になる点が魅力度は特に高くなっている(いずれも6割以上)。

2. 消費者金融・銀行系ローン

会社名認知率:

アイフルが99.0%で最も高い。次いで、武富士、プロミス、アコム、レイクの4社も95%を超える高さとなっている。銀行系ローン3社(モビット、東京三菱キャッシュワン、@ローン)のうち、認知率が最も高いのはモビット(83.2%)。

利用経験:

利用経験は、「利用したことがない」が8割。利用経験者の利用した会社は「アコム」が7.0%、「武富士」5.2%の順。

テレビCM認知率・好感度:

アイフルが最も高く96.6%。武富士、アコム、プロミスも9割以上の認知率。認知者に尋ねた、好感度(「とても好感がもてる」+「まあ好感がもてる」)では、アイフルが66.3%で最も高く、次いでアコム54.3%。
銀行系ローン3社に限ってみると、テレビCM認知率はモビットが最も高く63.3%、一方好感度は東京三菱キャッシュワンが最も高く40.9%、モビットは最も低く31.3%。

キャッシングやカードローン利用への抵抗感:

「消費者金融会社のキャッシングやカードローン」については、「大変抵抗感がある」、「少し抵抗感がある」を合わせて、全体の82.8%が抵抗感があると回答。また、「クレジットカードのキャッシングやカードローン」は64.3%、「銀行のキャッシングやカードローン」は60.2%が抵抗感があると回答。

調査結果

1. 銀行の商品

調査対象は、東京三菱銀行「メインバンク」、UFJ銀行「オールワン」、三井住友銀行「ワンズプラス」、みずほ銀行「みずほバリュープログラム」の4商品である。

1.1. 商品認知と加入状況

調査対象とした4商品について、認知を尋ねた。その結果、4商品の中で最も認知度が高かったのは、UFJ銀行の「オールワン」で51.0%であった。また、三井住友銀行「ワンズプラス」、東京三菱銀行「メインバンク」は共に4割弱。みずほ銀行「みずほバリュープログラム」は3割と他商品に比べやや低くなっている。
次に認知者に、加入している商品を尋ねたところ、UFJ銀行「オールワン」が10.0%で最も高かった。

1.2. 加入している商品の魅力的な点

上記(1.1.)で、加入していると回答した人に、加入商品について特に魅力的と思う点を尋ねた。(自由回答)以下は、そこからの意見抜粋である。

東京三菱銀行「メインバンク」

  • ATM手数料が無料になる。 〔女性、26歳、千葉県〕
  • 選択時に手数料が無料になる範囲が広かったため。 〔男性、33歳、東京都〕
  • 預金額に応じて金利や手数料が有利になるから。 〔男性、39歳、大阪府〕

UFJ銀行「オールワン」

  • 総合口座より得だから。 〔男性、32歳、千葉県〕
  • 住宅ローンがあれば、年会費ただ! 〔男性、42歳、大阪府〕
  • 学生は無料で使える。 〔男性、20歳、埼玉県〕

三井住友銀行「ワンズプラス」

  • ネットで振込みが出来る。24時間いつでもコンビニでおろせる。とにかく便利。〔女性、25歳、千葉県〕
  • ATMの手数料が無料になること。 〔男性、38歳、神奈川県〕
  • ポイント制でたまるのが楽しい。問題無く利用しているので使い心地がいい。 〔女性、29歳、兵庫県〕

みずほ銀行「みずほバリュープログラム」

  • 手数料の優遇、盗難保険。 〔女性、23歳、大阪府〕
  • 電話で残高参照や入出金明細が聞ける。 〔女性、30歳、埼玉県〕
  • ステージによって夜間・休日の手数料が無料になる。 〔男性、32歳、東京都〕

1.3. 魅力的と思う商品特徴

それぞれの商品の非加入者に、商品特徴にどれくらい魅力を感じるか尋ねたところ、全ての商品に共通して、ATMの時間外手数料や利用手数料が無料となる点が特に魅力度が高く、次いで普通預金や定期預金の金利が優遇される点が高いという結果となった。

1.3.1. UFJ銀行「オールワン」

UFJ銀行「オールワン」の非加入者に、「オールワン」の商品特徴のうち魅力的と思うものを尋ねた。
その結果、「UFJ銀行のATM時間外手数料が無料」、「他行や郵便局のATM利用手数料が無料」の魅力度が最も高く、どちらも約2/3が魅力的だと回答した。
次いで魅力度が高いのは、「預金残高に応じて普通預金の金利を優遇」で40.6%であった。

1.3.2. 三井住友銀行「ワンズプラス」

三井住友銀行「ワンズプラス」の非加入者に、「ワンズプラス」の商品特徴のうち魅力的と思うものを尋ねた。
その結果、「三井住友銀行のATM時間外手数料が無料」が68.0%と最も高く、次いで、「預金残高に応じて普通預金の金利を優遇」43.1%、「取り引きに応じてポイントがたまる」42.4%となった。

1.3.3. 東京三菱銀行「メインバンク」

東京三菱銀行「メインバンク」の非加入者に、「メインバンク」の商品特徴のうち魅力的と思うものを尋ねた。
その結果、「コンビニATM利用手数料無料」が74.0%で最も高く、次いで「東京三菱銀行ATM時間外手数料無料」が64.4%となった。

1.3.4. みずほ銀行「みずほバリュープログラム」

みずほ銀行「みずほバリュープログラム」の非加入者に、「みずほバリュープログラム」の商品特徴のうち魅力的と思うものを尋ねた。
その結果、「コンビニATM利用手数料が無料」が73.6%で最も高く、次いで「みずほ銀行のATM時間外手数料が無料」が63.6%であった。

2. 消費者金融・銀行系ローン

2.1. 会社認知

消費者金融、銀行系ローン12社について、認知を尋ねた。
その結果、アイフルが99.0%とほぼ100%の認知率でトップ。次いで、武富士、プロミス、アコム、レイクの4社も95%以上の認知率であった。
銀行系ローン会社の中では、モビットが83.2%で最も高く、次いで東京三菱キャッシュワンが70.9%、@ローンは68.4%であった。
CFJ*については、平成15年1月1日の合併から日が浅いこともあってか、認知率は26.5%にとどまった。
*調査票には「CFJ(アイク、ディックファイナンス、ユニマットライフ)」と記載。

2.2. 利用経験

消費者金融、銀行系ローン12社の利用経験を尋ねた。その結果、「利用したことはない」という人は80.7%であった。
利用したことがある会社は、「アコム」が7.0%、「武富士」5.2%の順となった。

2.3. 最も直近で利用した会社

上記(2.2.)で利用したことがあると回答した人に、最も直近で利用した会社を尋ねた。その結果、「アコム」が23.5%で最も高く、「アイフル」12.6%、「武富士」12.0%の順となった。

2.3.1. 利用目的

上記で最も直近で利用した会社について、利用目的を尋ねた。
その結果、全体では「生活費の補填」が最も高く31.1%、次いで「おこづかい」が21.3%であった。また「借金返済費用(借換え)」は14.2%であった。
これを、アコム利用者に絞ってみると、「生活費の補填」に次いで、「おこづかい」という人が25.6%と、全体に比べ高くなっている。

2.4. テレビCM認知

消費者金融、銀行系ローン各社のテレビCMを見たことがあるか尋ねた。(対象は、9社)
その結果、アイフルが96.6%で最も高く、武富士、アコム、プロミスのテレビCM認知率も9割を超えた。
また、銀行系ローン3社の中では、モビットが最も高く、63.3%であった。

2.5. テレビCM イメージ分析

コレスポンデンス分析
各社のテレビCMイメージをコレスポンデンス分析を用いて分析すると、各ブランドを軸1【ソフト感⇔堅実感】(説明率44.8%)と軸2【若さ⇔成熟】(説明率30.7%)とによって下図のようにマッピングすることができる。また、下に示すようなクラスタ分析によって、ブランドをいくつかのクラスタに分けることができる。マッピング内の点線囲みはクラスタ分析の結果を示したものである。ここではクラスタ分析の結果に基づいて、各クラスタの特徴をみることにする。

【クラスタ1】信頼できる、良心的なイメージと捉えられているが、全体的に特徴は薄い。
【クラスタ2】中高年向けのイメージが強い。
【クラスタ3】若々しく元気だと捉えられている。
【クラスタ4】かわいいとのイメージが強い。
【クラスタ5】楽しく、ソフトなイメージで捉えられている

【クラスタ1】プロミス、レイク、東京三菱キャッシュワン
【クラスタ2】三和ファイナンス、モビット
【クラスタ3】武富士、@ローン
【クラスタ4】アイフル
【クラスタ5】アコム

【手法の解説】 階層クラスタ

サンプル間の距離: ユークリッド距離
合併後の距離計算: ウォード法

コレスポンデンス分析によって算出された座標の位置関係を用いて、クラスタ分析を行うとブランドをグルーピングすることができる。各々のブランドは近いものから、逐次まとめられていく。樹形図はそのグルーピングのプロセスを示している(上図)。縦線の長さは、ブランド間(グループ間)の距離を示す。上図のように横線で分割すると、ブランドを5つにまとめることができる。

2.6. テレビCM好感度

各社のテレビCM認知者に、好感度を尋ねた。(好感度:「とても好感がもてる」+「まあ好感がもてる」)
その結果、好感度が最も高かったのは、アイフルで66.3%であった。次いで、アコム54.3%の順。
銀行系ローン3社の中では、東京三菱キャッシュワンの好感度が最も高く、40.9%であった。

2.7. キャッシングやカードローン利用への抵抗感

銀行、クレジットカード、消費者金融会社のキャッシングやカードローンの利用に抵抗を感じるか尋ねた。その結果、「消費者金融会社のキャッシングやカードローン」については、「大変抵抗感がある」、「少し抵抗感がある」を合わせて、全体の82.8%が抵抗感があると回答した。また、「クレジットカードのキャッシングやカードローン」は64.3%、「銀行のキャッシングやカードローン」は60.2%が抵抗感があると回答した。

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