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| Publicity open research results |
2003年3月26日
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社会保険に関するアンケート |
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トピックス
3割負担反対派多数46.4%。しかしあきらめムードも?「納得できないが仕方ない」41.8%
社会保険制度の将来に「不安(とても不安40.3%、やや不安34.2%)」を感じる人74.5%
インターネットリサーチの株式会社マクロミル(本社:東京都渋谷区、社長:杉本 哲哉)では、2003年3月14日(金)、インターネットにより全国の会社員、成人男女521名に対して、社会保険に関するアンケートを実施いたしました。
【 調 査 概 要 】
| 調査方法 : |
インターネットリサーチ |
| 調査対象 : |
マクロミルのモニタ会員
- 成人男女、会社員(男:50.3%、女:49.7%) |
| 有効回答数 : |
521サンプル |
| 調査日時 : |
2003年3月14日(金) |
【 結 果 概 要 】
4月から医療費の本人の自己負担割合が3割に引き上げられることについては、96.0%が認知。 認知者に3割負担への賛否を尋ねた結果、「納得できないので反対」という人が46.4%で最も多く、「納得できないが仕方ない」が41.8%で続く。それに対し、「納得できるので賛成」という人は5.8%にとどまった。
4月から健康保険と厚生年金がボーナスも合わせた年収を保険料徴収の対象とする「総報酬制」に改められることについては、54.5%の認知率。
認知者にこの改正への賛否を尋ねたところ、「納得できないので反対」という人が40.8%で最も多く、次いで「納得できないが仕方ない」が28.5%。また、「納得できるので賛成」は19.0%と、3割負担に比べ賛成派は多い。
医療費の3割負担、「総報酬制」への改正が家計に与える影響を尋ねたところ、「かなり影響がある」(30.7%)、「やや影響がある」(35.7%)と影響があるという人が全体の2/3を占めた。
社会保険制度の将来について不安があるかどうかを尋ねたところ、「とても不安」という人が40.3%で最も多く、「やや不安」が34.2%で続き、合わせて74.5%が不安であると回答した。
「本来、公的保障だけで老後への備えは十分であるべきだ」: 「そう思う」、「ややそう思う」は、合わせて58.0%。
「公的保障はあてにせず、足りない分は自助努力で補う準備をしておくべきだ」: 「そう思う」、「ややそう思う」は合わせて68.7%となり、およそ7割が自助努力の必要性を感じていることがうかがえた。
【 調 査 結 果 】
医療費自己負担3割への引き上げ
「納得できないので反対」 46.4%、「納得できないが仕方ない」 41.8%
4月から医療費の本人の自己負担割合が3割に引き上げられることについて、ご存知ですかと尋ねたところ、96.0%が「知っている」と回答した。
そこで、「知っている」と回答した人に、自己負担割合の引き上げについてどう思うかを尋ねた。その結果、「納得できないので反対」という人が46.4%で最も多く、次いで「納得できないが仕方ない」が41.8%であった。それに対し、「納得できるので賛成」は5.8%にとどまった。
「納得できるので賛成」、「納得できないが仕方ない」、「納得できないので反対」との回答者に、その理由を自由記入形式で尋ねた。以下はそこからの意見抜粋である。
| 【納得できるので賛成】 |
- そうしなければ、国が背負う医療費の問題に何らの解決策もなく、国の経済が破綻するのは目に見えているから。 〔男性、28歳、東京都〕
- 自営業者等は元々3割負担である。サラリーマンだからと言って2割負担でいいという理由はそもそもない。 〔男性、31歳、東京都〕
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| 【納得できないが仕方ない】 |
- 自己負担は小さいほうがいいが、保険制度が立ち行かなくなるよりはいい。〔女性、30歳、神奈川県〕
- 財政状況を考えれば仕方ないと思う。でも、その前にできる努力をしているかどうかは疑問。〔女性、31歳、兵庫県〕
- 高齢化社会に少子化の現状ではある程度仕方ないと考えています。[男性、36歳、兵庫県]
- 制度をつぶすわけには行かないし他の職業の人たちとの不公平感は無くすべきですし。[男性、38歳、東京都]
- 自営業者は3割負担であり、サラリーマンも3割となっても仕方ない。[男性、43歳、埼玉県]
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| 【納得できないので反対】 |
| 国民の声を反映していない・国民に対する説明不足 |
- 国民に対して十分な説明がなされているとは思えない。[男性、27歳、神奈川県]
- 国民の声が反映されていないから。[男性、30歳、東京都]
- 引き上げの明確な理由が分からないから。[男性、31歳、神奈川県]
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| 負担ばかり大きくなる・国民にツケを回している |
- 所得額が変わらないにも関わらず、あらゆる面で負担額ばかり増えているから。 [女性、29歳、東京都]
- 自己負担金額がどんどん上がっていくことに納得が出来ない。ずっと払いつづけているのに、扶養者と同じ金額に上がってしまうのはなぜでしょうか?[女性、30歳、埼玉県]
- 給料は減っているのに負担ばかりが多くなっているから。[女性、32歳、大阪府]
- 高齢化による財源圧迫のツケを、若い世代に回されるのは納得いかない。更に、医療費自体、透明性がないから。[男性、36歳、長野県]
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| システムの見直しを十分にしていない |
- 財政が苦しいのはわかるが、システムを見直すなどもっと考慮する余地はあったはず。[女性、31歳、青森県]
- 医療システムの見なおしをしないで安直に改正している点。[男性、54歳、東京都]
- つい最近2割に上がりすぐにも3割にあがるというのは納得できない。もっと病院等の無駄遣いや健康保険の不正請求に気を配る必要があると思う。[男性、49歳、大分県]
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| 医療機関に行く必要のある人が行けなくなる |
- 国の医療費に対する考え方が、あまりにも安易過ぎる。本当に医療機関に行かなければならない人が、行けなくなる可能性が高い。[男性、43歳、北海道]
- 高齢化社会となった今、医療費用について国家負担が大きくなるのは理解できる。しかし、個人負担が大きくなることにより、高齢者や病人を抱えた家庭についての補助を考えていない点が非常にひっかかる。[男性、37歳、東京都]
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健康保険と厚生年金の「総報酬制」への改正
「納得できないので反対」 40.8%、「納得できるので賛成」 19.0%
4月から健康保険と厚生年金がボーナスも合わせた年収を保険料徴収の対象とする「総報酬制」に改められることについてご存知ですかと尋ねたところ、「知っている」という人は54.5%であった。
そこで、「知っている」と回答した人に、この改正についてどう思うかを尋ねた。その結果、「納得できないので反対」という人が40.8%で最も多く、次いで「納得できないが仕方ない」が28.5%となった。また、「納得できるので賛成」は19.0%と、「総報酬制」については自己負担の引き上げよりも賛成派が多い結果となった。
| 【納得できるので賛成】 |
- 私は年俸制なので、現在の制度では不公平。[男性、28歳、東京都]
- 負担は高くなるが、それが本来の形であるとは思う。[男性、35歳、岐阜県]
- 以前は、4、5、6月の給料額で保険料が決まったが、その月だけ残業が多く給料額が多かったので、不公平感があったが、総報酬額による方法は歓迎する。[男性、45歳、長野県]
- より公平になると思われるので賛成。[男性、49歳、東京都]
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| 【納得できないが仕方ない】 |
- 制度がなくなってしまうよりはましなので。[女性、38歳、神奈川県]
- 総所得から算出するのは、本来の負担の意味から考えると仕方がないと思う。[男性、43歳、北海道]
- 報酬の支払い形態が多様にわたっているので総合報酬に適正な割合で負担額を決めるのはある程度仕方が無いと思う。[男性、49歳、大分県]
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| 【納得できないので反対】 |
- あらゆる改革をした後で、最後にお金を上げるのなら分かるが、一番最初にあげるその考えが気に食わない![男性、28歳、埼玉県]
- 家計が苦しくなる。[女性、29歳、東京都]
- ボーナスはもらえるときともらえない時があるので、前年度分で計算されると翌年もらえなかった時が厳しそう。[女性、29歳、埼玉県]
- 負担が増えるばかりで私達の将来が約束されたものではないから。[女性、33歳、大阪府]
- 今までボーナス分では支払っていなかったので、それに見合った住宅ローンを組んでいる。そちらが圧迫されるようになるので。[女性、36歳、東京都]
- 定期昇給もボーナスもカットされて苦しくなるばかりなのに経費を減らすなど努力をしてからやるべき。 [男性、43歳、北海道]
- 国はすぐ保険料を上げる事ばかりするが、上げずに済む方法をもっと考えるべき。[女性、44歳、東京都]
- 保険料の無駄遣いをいっぱいしていながら、財政が厳しくなったから一番取りやすいところから取る考えには反対である。[男性、48歳、岐阜県]
- 年齢が上がるにつれて、お給料も上がり賞与も上がるという事がなくなっている現在賞与ぐらいは何も引かないでもらいたいと思います。[女性、51歳、福岡県]
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4月からの社会保険制度の改正が家計に与える影響
影響がある 2/3
⇒「かなり影響がある」(30.7%)+「やや影響がある」(35.7%)
医療費の3割負担、「総報酬制」への改正が家計に与える影響を尋ねたところ、「かなり影響がある」(30.7%)、「やや影響がある」(35.7%)と影響があるという人が全体の2/3を占めた。一方、「あまり影響はない」、「全く影響はない」という人は、合わせて1割強にとどまった。
これを、未既婚・子どもの有無別にみると、「既婚・子どもあり」層で影響があるとの比率が75.8%とやや高くなっている。
(注:「未婚・子どもあり」はサンプル数が少ないためここでは取り扱わない。)
上記で「かなり影響がある」と回答した人に具体的な影響の内容を自由記入形式で尋ねた。以下は、そこからの意見抜粋である。
| 未婚・子どもなし |
- 私は、わりと病気がちなので本当に大きい。なんのためのサラリーマンだかわからない。[女性、28歳、東京都]
- 今年初めに給料が大幅ダウンされたばかりなのに、ますます生活費を圧迫することになるため。[男性、29歳、兵庫県]
- 毎月2回は病院にかかっているので収入は増えないのに負担額がどんどん増えていくから。[女性、32歳、神奈川県]
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| 既婚・子どもなし |
- 共働きではないため、そして子供も今年増えるので。[女性、27歳、宮城県]
- 現在通院中で、今でも2万円程度の医療費を使っているのが単純に1.5倍になるから。[女性、31歳、兵庫県]
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既婚・子どもあり
(末子が未就学) |
- 子供を作る予定。妊娠すると病院へ頻繁に通わなければならないので困る。[女性、26歳、広島県]
- 食事をきりつめる。レジャーもがまん。娘が2歳なのでまだまだ医療費がかかるし自分が病気になったら払えなくなるのでそのときの為にこつこつためるしかない。[男性、29歳、兵庫県]
- 月々の収入が少ない分ボーナスの時マイナスを補っているから生活が苦しくなるのは目に見えている。[女性、35歳、新潟県]
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社会保険制度の将来が 不安 74.5%
⇒「とても不安」(40.3%)+「やや不安」(34.2%)
社会保険制度の将来について不安があるかどうかを尋ねたところ、「とても不安」という人が40.3%で最も多く、「やや不安」が34.2%で続き、合わせて74.5%が不安を感じていると回答した。それに対し、「とても安心」、「やや安心」という人は合わせて12.6%にとどまった。
上記で「とても不安」と回答した人にその理由を尋ねた。以下はそこからの意見抜粋である。
| 20代 |
- 自分の年代が、定年を迎えた時に、もらえるとは思えない。[女性、27歳、長野県]
- 政府がしっかりしていないため。[女性、29歳、埼玉県]
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| 30代 |
- 超高齢化社会、人口の減少により社会保険制度、特に年金制度が維持できなくなり、自分の老後には必要最低限の年金すら受け取れなくなると思うから。[男性、32歳、神奈川県]
- 不況が長引き、ますます高齢化が進んでおり、財源も無く十分な社会保障制度を維持していくことは難しいと思われるので。[女性、39歳、大阪府]
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| 40代 |
- 医療費の負担増や年金の減少、適用年齢の引き上げなど安心できる要素がない。[男性、41歳、愛知県]
- 私たちの老後にはおそらく支給することは不可能だと思うから。[女性、42歳、東京都]
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50代以上 |
- 年金支給開始年齢の引き上げや支給額の減額等で、将来、まともに貰えるかどうか不安だ。[男性、51歳、兵庫県]
- 政府の姿勢がはっきりしないから。[男性、63歳、東京都]
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「公的保障はあてにせず、足りない分は自助努力で補う準備をしておくべきだ」
⇒「そう思う」、「ややそう思う」合わせて68.7%
公的保障についての考え方として、「1.本来、公的保障だけで老後への備えは十分であるべきだ」、「2.公的保障はあてにせず、足りない分は自助努力(生命保険への加入や預貯金など)で補う準備をしておくべきだ」について、「そう思う」〜「そう思わない」の5段階で尋ねた。
「本来、公的保障だけで老後への備えは十分であるべきだ」については、「そう思う」、「ややそう思う」という人は合わせて58.0%となった。 「公的保障はあてにせず、足りない分は自助努力で補う準備をしておくべきだ」については、「そう思う」、「ややそう思う」という人は合わせて68.7%となり、およそ7割が自助努力の必要性を感じていることがうかがえた。
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