2002年FIFAワールドカップ™開催後アンケートPublicity open research results

2002年07月08日

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トピックス

  • ワールドカップに関心を持つ96%とほとんどの人が「ワールドカップを楽しめた」。楽しめた最大の理由は「日本チームが活躍したから」(89%)
  • ワールドカップを機に「Jリーグに足を運ぶ」は、2割。ただし「今まで見なかった海外リーグをTV観戦したい」も半数弱にのぼり、サッカーファンの海外志向も強まる。

インターネットリサーチの株式会社マクロミル(本社:東京都渋谷区、社長:杉本  哲哉)では、2002年7月2日~3日、インターネットにより<2002年FIFAワールドカップ™>に関心を持つ全国の男女519名に対して、「2002年FIFAワールドカップ™開催後アンケート」を実施いたしました。

調査概要

調査方法 : インターネットリサーチ

調査対象 : マクロミルのモニター会員(事前に<2002年FIFAワールドカップ™>に対する関心度を4段階で尋ね、「非常に関心がある」または「関心がある」と答えた者のみを本アンケートの対象とした。
全国の男女(男:49.9% 女:50.1%)、15才以上60才未満)

有効回答数 : 519サンプル

調査日時 : 2002年7月2日(火)~3日(水)

調査機関 : 株式会社マクロミル

日本人はワールドカップをどれ位楽しめたのか?

  • ワールドカップに関心を持つ96%とほとんどの人が、「楽しめた」と感じている
  • 楽しめた理由のトップは「日本チームが活躍したから」(89%)
  • 次いで多いのは「素晴らしい試合やプレーを見ることができたから」「これまであまり知らなかった海外のプレーヤーの魅力を感じたから」で、日本人のサッカーに対する目が肥え海外サッカーにも関心を向ける者が増えている

ベスト16の結果をどう感じる?  ワールドカップへの期待はかなえられたか?

  • ベスト16の結果については意見が分かれ「日本チームの力以上に、出来すぎた結果」と「日本チームの力を充分に発揮した、妥当な結果」が合わせて53%、「戦い方によってはもう少し上位にあがることの出来た、やや残念な結果」は44%
  • 「日本全体が日本チームを熱く応援すること」は半数が「期待以上だった」と感じたものの、「期待通りだった」も42%にのぼり、意見が分かれる

ホスト国としての役割評価をどう感じている?

  • 9割が役割を「果たせた」と感じる
  • 9割が「フーリガン対策」を評価

今後Jリーグや海外リーグへの関心はどれ位高まるのか?

  • 「ワールドカップ前にはJリーグの試合を見に競技場へ行ったことはなかったが、これからは見に行きたいと思っている」が20%を占め、ワールドカップの余韻を胸にJリーグ観戦に出向くファンがいることがわかる
  • 海外リーグに対する関心も高く、「ワールドカップ前には海外リーグをTV観戦などすることはなかったが、これからは見たいと思っている」が47%にのぼり、サッカーファンの海外志向も強まる

情報収集サイトとスポンサー企業認知度は、ワールドカップ前後でどう変わったか?

  • 「Yahoo!スポーツ FIFA ワールドカップ」は大会期間中利用率が高まったものの、ネットでの情報収集は全体的に低調に終わる
  • 「HYUNDAI」と「AVAYA」は消費者の興味喚起に成功

日本人はワールドカップをどれ位楽しめたのか?

  • ワールドカップに関心を持つ者の96%とほぼ全数が、ワールドカップを「楽しめた」と感じている。「楽しめた」理由のトップは「日本チームが活躍したから」で、ワールドカップのエンターテイメント面での成功が、日本チームの活躍に支えられていることがわかる。
  • 「楽しめた」理由の2・3番目に「素晴らしい試合やプレーを見ることができたから」「これまであまり知らなかった海外のプレーヤーの魅力を感じたから」があがり、日本人のサッカーに対する目が肥え海外サッカーにも関心を向ける者が増えたことがわかる。
  • 「楽しめなかった」は22人のみだか、主な理由は「審判の誤った判定があったから」「強豪国と言われていた国が、思うような結果を出せなかったから」「バイロム社のチケット問題があったから」

ベスト16の結果をどう感じる?  ワールドカップへの期待はかなえられたか?

  • ベスト16という日本チームの戦績については「戦い方によってはもう少し上位にあがることの出来た、やや残念な結果だと思う」が44%を占め、決勝トーナメント第1戦のトルコ戦の試合内容に不満を感じる者が多い。
  • しかしワールドカップ開催前に実施した弊社調査では、日本代表の実力評価として「ベスト8以上」を予想した者は14%にすぎず(P9参照)、ベスト16という結果が「日本チームの力を充分に発揮した、妥当な結果だと思う」や「日本チームの力以上に、出来すぎた結果だと思う」も53%にのぼる。
  • 「日本全体が日本チームを熱く応援すること」は「期待以上だった」が47%を占める一方、「期待通りだった」と「期待外れだった」も合わせると46%にのぼり、意見が分かれる。
  • 「日本でワールドカップを開催していることを、自分の生活の中で実感すること」が「期待以上だった」は25%にとどまる一方、「期待通りだった」と「期待外れだった」は合わせて48%にのぼる。日本代表のサポーターであることを「期待以上」に楽しんだ者は半数にのぼるものの、ホスト国の一員であることを強いインパクトで実感できたのは4人に1人であった。

ホスト国としての役割評価をどう感じている?

  • 今回のワールドカップで日本はホスト国としての役割を「充分に」または「ある程度」果たすことができたと評価する者は91%にのぼる。
  • 開催前に実施した弊社調査では「開催国としての不安を感じる理由」のトップに「フーリガンに対する警備体制」があがっていた(P9参照)が、「フーリガン対策などを充分に行い、試合を安全に見られる環境を整えた」について88%が評価。
  • 「競技場やその周辺の警備において、過度の安全対策に偏ることなく、楽しく観戦できる環境を整えることができた」は評価する者が75%を占めるものの「反対」も14%と他の項目と比較するとやや多く、安全対策のみに過度に偏ることがなかったか懸念される。

今後Jリーグや海外リーグへの関心はどれ位高まるのか?

  • 「ワールドカップ前にはJリーグの試合を見に競技場へ行ったことはなかったが、これからは見に行きたいと思っている」が20%を占め、ワールドカップの余韻を胸にJリーグ観戦に出向くファンがいることがわかる。
  • 海外リーグに対する関心も高く、「ワールドカップ前には海外リーグをTV観戦などすることはなかったが、これからは見たいと思っている」が47%にのぼる。前に見たように、ワールドカップを楽しめた理由として「これまであまり知らなかった海外のプレーヤーの魅力を感じたから」が6割にのぼっており(P3 参照)、日本のサッカーファンはJリーグとともに海外リーグへも大きな関心を寄せている。
  • 一方「日本サッカーを強くするために重要なこと」としては「Jリーグが盛り上がること」以上に、「若手育成」「海外遠征し強豪チームと対戦」「日本人選手が海外でプレーすること」を重要視する者が多く、選手が強くなるためには'海外経験'が重要であると考える者が多い。ワールドカップを機にJリーグとともに海外リーグへも目を向けはじめた日本のサッカーファンを相手に、国内リーグであるJリーグをいかに盛り上げていくのか、これからが正念場のようだ。

情報収集サイトとスポンサー企業認知度は、ワールドカップ前後でどう変わったか?

「チケット入手方法」を除くワールドカップに関する情報収集のために利用しているサイトを、ワールドカップ直前の調査結果と今回「大会期間中」として調査した結果とを比較した。

「Yahoo!スポーツ FIFA ワールドカップ」と「その他」が直前より5ポイント増えたものの、23サイト中17サイトは大会直前より大会期間中の方が利用率が減っている。大会期間中はTV観戦に忙しく、ネットでの情報収集はあまり行わなかった者が多いようだ。

  • 「コカコーラ」「マクドナルド」「アディダス」は、7割以上が協賛企業であることを認知
  • 「ワールドカップ期間中に見た広告で、会社や商品に興味を持った企業」のトップ3は「AVAYA」「HYUNDAI」「アディダス」
  • 特に「AVAYA」は「協賛企業であることの認知」以上に「興味を持った企業」の比率が高く、企業向けコミュニケーション・システム等の構築といった一般消費者にはやや縁遠い事業内容であるにも関わらず、インパクトの強い広告によって企業に対する興味を喚起することに成功している。

※参考:ワールドカップ前に実施した弊社調査結果抜粋

前回調査は2002年5月17日に実施し、調査条件は今回と同じ。調査人数は527人で、男性50.5%、女性49.5%。

1.日本代表チームの実力評価

Q.ワールドカップは全32ヶ国が出場し、まず予選リーグとして4ヶ国1グループ、計8グループの中でリーグ戦を行います。日本はH組で対戦国はベルギー、ロシア、チュニジアです。この中から各グループ上位2ヶ国、計16ヶ国がセカンドラウンドに進出し決勝トーナメントを戦います。あなたは日本代表チームが'その力を最大限に発揮'したとして、今回のワールドカップでどこまで勝ち進む力を持っていると思いますか。

2.ワールドカップ開催への不安

調査データの転載・引用をご希望の方、本調査に関するお問い合せはこちらまで

株式会社マクロミル 担当:高橋

TEL:03-6716-0707   FAX:03-6716-0701   E-mail:press@macromill.com

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