ケータイの新サービスに関するアンケートPublicity open research results

2002年02月18日

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トピックス

  • 所有している携帯電話: NTTドコモが41.6%でトップ
  • 認知度で際立つ「写メール」:  約95%が認知

インターネットリサーチの株式会社マクロミル(本社:東京都渋谷区、社長:杉本 哲哉)では、2002年02月07日(木)~2002年02月08日(金)の両日、インターネットにより、全国の男女522名に対して、「ケータイの新サービスに関するアンケート」を実施いたしました。

調査概要

調査方法 : インターネットリサーチ

調査対象 : マクロミルのモニター会員・全国の男女

有効回答数 : 522サンプル

調査日時 : 2002年02月07日(木)~2002年02月08日(金)

調査機関 : 株式会社マクロミル

2001年6月から「写メール」キャンペーンを展開したJ-PHONE、同10月から第三世代移動通信サービス「FOMA」の提供を開始したNTTドコモ、同12月から全国一斉に「GPSケータイ」(GPSを使ったナビゲーション機能)、「ムービーケータイ」(動画配信機能)の提供を開始したauと、通信会社各社は様々な新サービスを提供中である。

これら4つの新サービスに関して、認知度・利用率・利用意向率は、どのくらいであろうか。また、新サービスの提供は利用者のキャリア乗換えを促すに至っているのだろうか。これらを把握すべく、全国の男女522名に対して調査を実施した。

所有している携帯電話:  NTTドコモが41.6%でトップ

現在所有している携帯電話の通信会社を尋ねたところ(N=522)、NTTドコモが41.6%を占め、次いでJ-PHONEが21.3%、auは13.4%、TU-KAは7.9%であった。また、「持っていない」との回答も19.0%であった。

認知度で際立つ「写メール」:  約95%が認知

各社の新サービスについて、知っているか、また現在利用しているかどうかを尋ねてみたところ(N=522)、際立って認知度が高いのは「写メール」で、94.7%が「知っている」と答えた。その他の新サービスもいずれも6割を超える認知度で、「FOMA」の認知度が67.8%、「GPSケータイ」が67.4%、「ムービーケータイ」が65.9%であった。

また、認知度を現在所有している携帯電話の通信会社別に見た場合にも、「写メール」は携帯電話を所有していない人も含め、他社の携帯電話所有者の間でも広く認知されていることが分かる。

「写メール」利用はJ-PHONE所有者の35.7%

新サービスの利用率を各サービス提供会社の端末所有者別に見た場合、「FOMA」が NTTドコモ所有者(N=217)の1.8%の利用率、「GPSケータイ」がau所有者(N=71)の9.9%、「ムービーケータイ」はau所有者(N=71)の4.2%、そして「写メール」はJ-PHONE所有者(N=112)の35.7%の利用率となっている。

サービス開始時期が他より早かったこともあってか「写メール」の利用率が比較的高いようではあるが、その他のサービスは1割に満たない利用率となっており、認知度との大きなギャップが窺える。ただし、「FOMA」はサービス地域がまだまだ限定されていること、「GPSケータイ」・「ムービーケータイ」も全国でサービス提供中ではあるが、昨年12月に提供を開始したばかりであることを踏まえると、今後の利用率の推移を見守るべきであるようだ。

「写メール」: サービス内容に8割以上が満足

「写メール」を「利用している」と答えた人(N=40)にサービス内容・利用料金・端末に対する満足度を尋ねたところ、サービス内容には8割以上の人が「とても満足」・「まあ満足」と回答した。

また、利用料金・端末に関しては約4割の人が「とても満足」・「まあ満足」と回答しており、反対に「やや不満」・「とても不満」と感じている人は全体の2割であった。

「写メール」の満足度
サービス内容: 「とても満足」17.5%、「まあ満足」65.0%、「ふつう」12.5%、「やや不満」5.0%。
利用料金: 「とても満足」12.5%、「まあ満足」27.5%、「ふつう」37.5%、「やや不満」15.0%、「とても不満」5.0%。
端末: 「とても満足」15.0%、「まあ満足」30.0%、「ふつう」32.5%、「やや不満」15.0%、「とても不満」5.0%。

新サービスの利用意向率: 最も高いのは「写メール」 35.0%

それぞれの新サービスを「知っているが利用はしていない」と答えた人に、今後の利用意向について聞いてみた。

ここでは「写メール」の利用意向率が比較的高く、35.0%(N=454)の人が「利用したい」と答えた。「FOMA」は29.7%(N=350)と3割近くの人が「利用したい」と答えている一方で、40.3%の人が「分からない」と答えている。

また、「利用したくない」との回答が目立ったのは「ムービーケータイ」で、31.7%(N=341)の人が「利用したくない」と答え、「利用したい」の22.9%を10ポイント近く上回っている。

「FOMA」の魅力は、「高速データ通信」・「テレビ電話」

「FOMA」を利用したいと答えた人(N=104)に利用したいサービス特徴を尋ねたところ、「高速データ通信」を挙げた人が最も多く71.2%、次いでテレビ電話が69.2%であった。

新サービス「利用したくない」: 共通する理由は「電話番号を変えたくない」「今持っている端末に満足」

新サービスを「利用したくない」と答えた人にその理由を尋ねたところ、すべてのサービスに共通して3割以上の回答者が選んだ理由は、「電話番号を変えたくない」、「今持っている端末に満足している」であった。通信会社を変えると電話番号も変わるという点が、新サービスの利用意向とキャリアの乗換え促進に少なからず影響していることが窺える。

「FOMA」利用: 最大のネックは利用料金

「FOMA」を「利用したくない」理由(N=73)

ここでは、「利用料金が高そう」との回答が75.3%を占めた。また、サービスエリア、端末の料金に対する懸念も見られる一方で、電話番号を変えたくないという意見が45.2%であった。その他、「利点が見えてこない。しばらく様子見」、「色々の問題がありそうで不安」という声も聞かれた。

「GPSケータイ」を「利用したくない」理由(N=100)

「電話番号を変えたくない」・「今持っている端末に満足している」・「特に興味がない」が約4割となっている。

「ムービーケータイ」を「利用したくない」理由(N=108)

動画配信サービスということもあってか「GPSケータイ」、「写メール」よりも利用料金に対する懸念が若干高めである。また「特に興味がない」という人も36.1%おり、「携帯で動画を見る必要性がない」との声も聞かれた。

「写メール」を「利用したくない」理由(N=108)

「特に興味がない」とする意見が半数近くの48.0%を占めた一方、料金に対する懸念は他のサービスよりも低い。「写真ならデジカメがあるので必要ない。」との声もあった。

今後利用したいのは、「カメラ付」、「高速データ通信」

今後利用したい携帯電話のサービスについて尋ねたところ(N=522)、「カメラ付」との意見が半数近い47.5%を占めた。また「高速データ通信」への期待も44.8%と比較的高く、「写メール」、「FOMA」で提供中のサービスに今後の期待が高いようだ。また、「家電等の遠隔操作」に期待を寄せる意見も4割近かった。

他にも、「音声通話だけで十分」、「電話とメールのみで充分」、「液晶画面が小さくてイライラするので操作が面倒なサービスは特にいらない」、「携帯版ADSL」、「低価格で通話料金も低いサービスのあるもの」といった意見があった。

通信会社を変えても電話番号が変わらないとしたらNTTドコモ・J-PHONEはシェア拡大の可能性

通信会社を変えても電話番号が変わらないとしたら、次に使ってみたい携帯電話の通信会社は、との問い(N=522)に対し、NTTドコモと答えた人は全体の半数近くの49.4%を占め、現在NTTドコモの端末を所有する人の割合と比較して約8ポイント高くなっている。また、J-PHONEも現在所有している人の割合よりも9ポイント上回り、約3割の人が次に使ってみたいと回答しており、電話番号の問題が解消された場合のNTTドコモとJ-PHONEのシェア拡大の可能性を窺わせる結果となった。

これに対し逆にシェアを落とす可能性を見せたのはTU-KAで、現在所有している人の割合よりも約5ポイント下回り、わずか2.3%の人が次に使ってみたいと回答するに止まった。

また、現在所有する端末の通信会社別に、次に使ってみたい通信会社の比率を見た場合には、いずれの通信会社の端末を所有する人もNTTドコモと回答した人がトップで約4割~5割以上を占めた。

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株式会社マクロミル 担当:高橋

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