2016年3月7日|Author : ジャスミン

2016年“保活”の実態に迫る!実際のところ『保育園落ちた』家庭はどのくらいあるのか?

Tag : 保活、保育園、保育士、産休、育休

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2016年“保活”の実態に迫る!実際のところ『保育園落ちた』家庭はどのくらいあるのか?

『保育園落ちた日本死ね』という匿名投稿が話題となるなど、現在注目されている保育園問題。実際のところ、産休・育休中のママやパパはどう考えているのか?そして、今年の“保活”の実態は??

全国の育休・産休中の家庭を対象に、「2016年の保活のリアル」を調査してみました。

TOPICS

  • ”保育園問題”への想い、「もっと保育士の待遇を改善すべき」が最多でママの6割が賛同
  • “保活”の結果は??4月復職を希望しているが預け先が確保できていない家庭は4%。「退職しなければならない」家庭も・・・
  • 4分の1以上の家庭で、出産前から“保活”開始!妊娠前から活動している家庭も。
  • “保活”にストレスを感じた育休・産休ママは約6割。パパの1.7倍

”保育園問題”への想い、「もっと保育士の待遇を改善すべき」が最多でママの6割が賛同

“保活”経験家庭に対し、保育園問題についての想いを聞いたところ、ママの意見として最も多かったのが「もっと保育士の待遇を改善すべき」で58%が賛同しました。「保育園が足りていない問題は国が対策すべき」(52%)、「保育園に入るために保活を行わなければならないのはおかしい」(44%)と続きます。

一方、パパの意見はどうでしょうか。1位は「保育園に入るために保活を行わなければならないのはおかしい」(49%)でママとは異なる結果でした。次いで「もっと保育士の待遇を改善すべき」(30%)、「保育園が足りていない問題は国が対策すべき」(30%)と、ママの過半数が賛同した考えに対しパパの賛同者は3割程度でした。

今回の調査対象家庭(妻が産休・育休中の家庭)の中で、ママの保活経験者は52%、パパの保活経験者は16%であったことから、保活経験の有無もこの結果に影響を与えているかもしれません。

”保活”や”保育園問題”に対して想うこと/ママ

保活や保育園問題に対して想うこと<ママ>(2016年) <ベース:現在産休・育休中のママ/n=178(複数回答)>

”保活”や”保育園問題”に対して想うこと/パパ

保活や保育園問題に対して想うこと<パパ>(2016年) <ベース:現在産休・育休中の妻をもつパパ/n=163(複数回答)>

自由回答では、以下のような意見もあがりました。

  • 保育士の処遇や給与を改善すべき。保育士がいなければ保育園に子供が預けられないし、仕事に復帰できなかったり、2人目をためらう。(29歳女性、東京都在住、子ども7か月)
  • 老人ホームなどの老人施設は次々と開所されていくのに、保育園は足りない。子供を産んでも安心して働けないのは大問題。(30歳女性、北海道在住、子ども1歳)
  • 結婚して子供を産むまでは、希望すれば必ず公立・私立などの保育所に入れると思っていた。一旦、退職してしまったら入園が難しいのも初めて知った。情報源が大変少ないと感じる。(33歳女性、兵庫県在住、妊娠6か月)
  • 少子化が問題になっているのに、子供を産み育てる環境が全く整っていない。2人目、3人目を産みたいと思っても、保育園に入れることが出来なければ働けず、養えないとなると、産みたくても諦めてしまう。国や自治体がもっと現実的な対策を考えてほしい。(29歳女性、北海道在住、妊娠10か月)
  • 「女性が輝く社会」と言っているくせに、ぜんぜん環境は変わらず、単なるアピールだけだなと失望しています。(29歳女性、大阪府在住、子ども4か月)
  • 都会ではまったく保育園が足りていないが、地方では定員割れや予算不足により、保育士さんの待遇も改善されなく負担が増すばかりです。子育てしやすい場所や保育園に預けやすい地方にいき仕事を上手くやりくり出来るような仕組みを、国をあげて取り組んで欲しい。そのようにすれば都会の一極集中の緩和や地方の活性化に繋がるのではないでしょうか(36歳女性、長野県在住、子ども0か月)

「国」に対し対策を望む声も複数あがりました。

“保活”の結果は??
4月復職を希望しているが預け先が確保できていない家庭は4%。
「退職しなければならない」家庭も・・・

実際に、“保活”をした結果はどうだったのでしょうか?
これからの職場復帰の状況について聞いたところ、復帰が確定している家庭は69%、まだ復帰時期を決めていない家庭は20%の結果でした。しかしながら、4%の家庭で、「2016年4月復帰を希望しているが、預け先が確保できていない」という結果に。

この4%の家庭に、4月までに預け先が見つからなかった場合の状況について聞いたところ、3分の1が「退職をしなければならない」と回答。また、3分の1が「育休を延長できるが、2017年4月よりも前に預け先を見つけ復帰しなければならない」、3分の1が「2017年4月以降まで育休を延長できる」と回答しました。数はわずかながらも、子供の預け先が決まらないために働くことができなくなるかもしれない人がいる現状があきらかになりました。

産休・育休ママの職場復帰の時期

産休・育休ママの職場復帰時期(2016年) <ベース:ママが産休・育休中の家庭/n=341>

4分の1以上の家庭で、出産前から“保活”開始!
妊娠前から活動している家庭も。

近々復職が決まっている、または、復職希望だが預け先が未確定である家庭に対し、“保活”を開始した時期や、夫婦間の役割分担について聞きました。

“保活”を「夫婦で協力して行った」家庭は24%、「妻が一人で、もしくは、メインで行った」家庭は46%、「夫が一人で、もしくはメインで行った」家庭は1%でした。また、“保活”を行っていない家庭も24%ありました。

“保活”を担当した人

保活を担当した人(2016年) <ベース:妻が産休・育休中で職場復帰が決まっている、もしくは、決まっていないが希望している家庭/n=250>

また、“保活”のストレスについて聞いたところ、57%のママが多少なりともストレスを感じており、パパよりもママのほうがストレスを感じた度合いが高い結果でした。

”保活”のストレス

ママ・パパ別保活のストレス(2016年) <ベース:”保活”を行った家庭/ママ:n=113/パパ:n=117>

“保活”の開始時期については、7%が妊娠前から、20%が妊娠中に開始していました。実に4分の1以上の家庭が出産前から“保活”を始めていることがわかりました。

”保活”を開始した時期

保活を開始した時期(2016年) <ベース:”保活”を行った家庭/n=230>

他にもこんな調査結果あります!

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調査概要

調査主体
マクロミル
調査方法
インターネットリサーチ
調査地域
全国
調査対象
20~49歳の産前産後休業・育児休業取得中の有職女性178名
20~49歳の配偶者が産前産後休業・育児休業中の有職男性163名(マクロミル提携モニタ)
調査日時
2016年2月26日(金)~29日(月)
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